比ドゥテルテ大統領「バナナの叩き売り」リップサービスで日本の輸入関税引き下げ狙い

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   奔放な発言や振る舞いで物議をかもしているフィリピンのドゥテルテ大統領が来日、司会の夏目三久は「行動や発言が日本でも騒ぎになっています」と伝えた。食事会は連日の遅刻、講演会では「2年以内に米軍はフィリピンから出ていけ」と言い放った。

   「アメリカやEUや先進国は麻薬対策で私を批判しています。バカだから」と毒づき、経済界との昼食会は予定より40分も遅刻した。

「その時が来たら日本の味方する」

   企業関係者を集めた26日(2016年10月)の講演会でも、「フィリピンの現状はまるでアメリカの鎖につながった犬だ。50年もアメリカに統治された。わが国で奴らは贅沢をしたんだ。フィリピンにいる外国の軍隊は2年以内にいなくなってほしい」と吠えた。

パーティー遅刻

   来日直前には米軍のフィリピン駐留を認めたばかりなのにこの変わりよう。アメリカとの橋渡し役を買って出たい安倍首相は、ドゥテルテ大統領との首脳会談で成果はあったのか。南シナ海問題を持ち出したドゥテルテ大統領は「南シナ海問題に対して、日本とわが国は同じ状況にあり、私どもはその時が来たら必ず日本側に立つと約束します」という。その時とはどういう意味なのかがわからない。

   フィリピン情勢に詳しい独協大学の武田いさみ教授は「非常にしたたかな外交ですね。日本には重要産業であるバナナを大量に買ってもらうために関税(現在10~20%)を引き下げほしいと思っているのでしょう」と話している。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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