今年の新米は柔らかい! 炊く前にひと工夫でおいしく
今年も全国各地での新ブランド米が出そろった。「でも今年の新米には『炊く前にひと工夫が必要』とお米マイスターの西島豊造さんがアドバイスしてくれました。「日本の食卓を一変させる炊き方?本当ですかね?」と首をひねる司会のイノッチを尻目に、なぜひと工夫が必要なのか、その手間でどれだけ違うのか? 杉嶋亮作アナが報告した。
野菜室で9時間冷やすと表面が締まる
「今年の新米は柔らか目です。それを蘇らせるのは、保存用の袋に入れて冷蔵庫の野菜室に9時間冷やします。すると米の表面が締まりますので、研ぎ過ぎての甘味の澱粉が流れ出すのを防いでくれます」(西島さん)
米の研ぎ方は、2回濯いでから20回米を回して研いで2回濯ぐ、そして10回研いで最後に2回濯ぐのがベストの研ぎ方だという。
水を大匙2杯分減らす
今年新米が柔らかくなったのは天候の不順が影響しているという「台風が何度も上陸したり、日照時間が足りなかったりで、お米が完全に出来上がっていないので柔らかくなっているんです」(西島さん)
「そういうお米の対策は水加減です。お釜に張った水を大匙2杯分減らします。それでもまだ柔らかければ、もう2杯水を減らしてください。一方で給水時間を10分程度と長めにすると、炊きあがりのお米にツヤが出ます」(杉嶋アナ)
西島さんのアドバイスで炊いた米と、普通の炊き方のご飯を、杉嶋アナが食べ比べた「普通の炊き方、これ美味しいです。ひと手間の炊き方は・・・噛めば噛むほどに甘みが広がります。これ美味しい」
視聴者からの質問「大匙2杯減らすのはお米何合ですか?」杉嶋「何合でも同じです。2杯減らしです」
このいささか不親切な回答にゲストの大竹まことが?みついた「何合でもって、それガサツ過ぎないか?昔は米の上の水は手のくるぶしとされていたんだよ」
(磯G)