2024年 5月 6日 (月)

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ビールで認知症予防・・・苦み成分が脳内悪性物質を掃除して免疫細胞活性化

   ところで、私も家人もこの頃自分が認知症ではないかと思うことがたびたびある。年だからと諦めてはいるが、週刊文春はビールが認知症予防になると報じている。もはや遅いとは思うが読んでみた。

   何でもビールの苦みになっているホップに含まれるイソα酸という成分が有効だというのだ。アルツハイマー型認知症は大脳皮質に異常なタンパク質が沈着してできるらしいが、脳内に溜まった悪い物質を包み込み消化してくれる免疫細胞をイソα酸が活性化させるそうだ。

   50歳から70歳の男女25人に1日グラス1杯のノンアルコールビールを4週間飲み続けてもらったら、6割の人に脳活動の上昇を示唆する結果が得られたという。これは東京大学と学習院大学の共同研究で、発表したのがビールメーカーのキリンというところがやや引っかかるが、ビールを飲んでハワイへ行こうではなく、ビールを飲んで認知症よさようならとなれば嬉しい話である。

   だが、飲みすぎてはいけないし、イソα酸を多量に入れてしまうと苦すぎて飲めないようだ。早く何とかしてくれないかね、キリンさん。

   お次も健康もの。ポストはよほど血圧のことに関心があるようだ。今週も巻頭で「血圧147は健康値だ」と大声で主張している。背景には「高血圧利権」とでもいうべき学会や製薬会社のムラがあるからだと批判している。

   糖尿はもちろんだが、血圧も「高い」と判定されれば、一生薬を飲み続けなくてはいけない。医者や製薬会社にとっては、一度掴めば死ぬまでカネになるいい金づるであることは間違いない。その証拠に、日本の血圧平均値は変わらないのに、高血圧患者は増えているではないかと週刊ポストは追及している。

   たしかに日本の基準値は低すぎる。外国では血圧150でも薬を出さない国が多くある。先日、「医者に嫌われる医者」を自認し、以前から医療の問題点を指摘し、最近「不要なクスリ 無用な手術」(講談社現代新書)を出した富家孝医師と対談した。富家氏はこういっている。

   「この本にも書きましたが、もう四十五、六年前に文化勲章を貰った沖中重雄・虎の門病院長が書いた『内科診断学』に、血圧は年齢+九五でいいと書いてありますが、それが正しいと思います。僕は今六十九なんで一五〇ぐらいあったって、あんまり気にしないです。 製薬会社の都合で高血圧学会と循環器学会がそれに合わせて上が130、下が85としたから、日本はすごい数の高血圧患者がいるんです。製薬会社にとっては一番のドル箱ですからね。 糖尿病が悪化すると人工透析になりますが、これは年間約四百八十万円かかる。しかも死ぬまで続けなくてはいけないから、病院にとって透析患者は『定期預金』といわれています」

   厚生労働省は医療費を削減しようと「高齢者優遇」の仕組みを崩そうとしている。「15日に決まった医療制度の見直し方針では70歳以上で一定の所得があれば現役世代と同じ負担を求められるようになる」(朝日新聞12月16日付)。年寄りをいじめるのではなく、血圧や血糖値の基準値を見直すだけでも、相当な医療費削減になるはずだ。製薬会社や医者の団体が怖くていい出せないのだろうが、やるべきはまずこっちのはずだ。

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