健気なロボット掃除機!手抜きせず決められた作業こなす姿に頭が下がる

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   年末に思わぬプレゼントを頂いてしまいました。ロボット掃除機です。これまでも週に数回は床拭きをしていたけれど、それとは比較にならないほどツッルツルになるのです。目には見えなくてもいかに埃がたまっていたのかがよくわかりました。

   と、大絶賛したいようなロボット掃除機くんですが、なかなかのクセモノです。一生懸命に掃除をしてくれる姿が見ていると切なくなってしまうのですが、ラグやマットに非常に弱い。我が家のキッチンマットはそれほど毛足は長くありませんが、ロボット掃除機くんの回転するブラシはその毛足を一緒に巻き込んでしまい、自分で身動きが取れなくなってしまうのです。帰宅すると、キッチンマットにがんじがらめになって息絶えた姿を何度も見ます。ガッチガチに絡まったキッチンマットと掃除機のブラシを外すのに小1時間ほどかかってしまうのです。それからは、出かける前にキッチンマットをゴミ箱の上にどける作業がひとつ増えました。

ゴミがなくても行ったり来たり

   そして、なんだか人生のようだなあと思ってしまうのが、ロボット掃除機の仕事風景です。リビング、キッチン、廊下や小部屋を1時間かけて掃除をしてくれるのですが、同じ場所を行ったり来たり。ゴミも取った後だしもうそこはキレイになりましたよと言っても、機械相手にいくら会話したってムダなのはわかっているんですが、ついつい小さな子供に注意するように言ってしまうのです。

   そして、同じところを何度も行ったり来たりして、肝心のゴミの部分へはなかなか到達してくれません。そこにゴミはないから、こっちのゴミをとってちょうだいよとボヤきたくなるのです。人間ならば、ざっと見えているゴミをなくしてしまえば掃除をした実感は生まれます。この部分さえやっておけば全部やったも同然という、うわべだけ上手い事やる人間のずる賢さがロボット掃除機には装備されていないようです。

   本当に、なんという不器用さ。それでも決められた時間にガーガーガーと音を立てて始業する健気さ。遠回りをしながら、時間をかけながら、時に自家中毒を起こして身動きが取れなくなりつつも、圧倒的に完成度は高い仕事をする。その様子を思うと、ちょっと襟を正したくなる気持ちになってしまいます。

ロボットの方が人間臭い

   ロボット掃除機のような働き方、生き方が逆に人間らしいというか。そのうちもっと高性能になって、こんなにバカ正直に働かず効率よく人間をも欺くような狡猾さを身に着けてしまうかもしれませんが。ロボットが人の生き方を見つめ直させてくれる、このままの状態でいて欲しい気もしてしまいます。

モジョっこ

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