トヨタ・ヴィッツの自虐ユーチューブCMが大ウケ

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   動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で、数多くの広告動画を見せられることを不満に思う人は少なくないようだ。しかし、なかには視聴者から好評を得るCM動画もある。今月11日に公開されたトヨタ自動車のCM動画は、「ユーチューブで見たCMでナンバーワン」「こんなおもしろいのは初めて」(動画コメント欄より)などと評判だ。

   トヨタといえば、とくにエスプリのきいたCMをつくるようなイメージはないかもしれないが、この動画「The making of new Vitz story」は、まさにそれを逆手に取った形だ。なぜクルマのCMはつまらないのかといった自虐めいた内幕モノになっている。

   この動画は、CMのクリエーターらしき人物と、もったいぶって、いかにも重役然とした男(どちらも外国人風)が、トヨタの新型車「Vitz」のCM企画を話し合う形で進行する。2人のアイデアは、即座にCG映像として反映される。

   当初の構想では、Vitzに乗った犯人が派手なカーチェイスを繰り広げるというものだった。しかし、「重役」が「Vitzは犯罪を是認するのか――みたいな正義を振りかざす人、多いでしょ、最近」と視聴者からのクレームを懸念して、却下となる。

   カーチェイスも、Vitzが搭載する安全機能との兼ね合いで変更を余儀なくされる。さらに、ハイブリッド車であることを強調したい、クルマのフロントやインテリアを見せたい、カラーバリエーションを見せたいなどの理由から、「重役」はストーリーやおもしろさを無視して次々と変更を要求する。

「CMなんだ。映画つくってるんじゃないんだぞ!」と恫喝する「重役」に対して、クリエーターはお追従を言いながら、ときには小声で文句を言う場面も。結局は、当初の構想とは似ても似つかないCMになり、エンディングまで正反対になってしまうのだった。

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