『塚地武雅』早春の瀬戸内のたり旅・・・踏み寿司、みかん鍋に「初めて出会ったおいしさ」

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   <遠くへ行きたい(読売テレビ・日本テレビ系)>瀬戸内に早い春を求めてやってきたのはお笑いグループ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんです。温暖な海辺や山里は、早くも菜の花が咲こうとしています。山口・岩国の錦帯橋の下を流れる錦川も水ぬるんできたように感じますが、その河口に広がる干拓地では岩国レンコンの収穫が最盛期を迎えていました。

   レンコン農家の藤本弥之助さんによると、「岩国レンコンは穴が一つ多くて9つなんです。これが岩国藩主の吉川家の家紋と同じということで、古くから栽培が奨励されてきました。粘り気がとくに強いレンコンです」

   このレンコンを味わおうと塚地さんは和食料理店「錦帯橋たもと 平清」にやってきました。まさに錦帯橋のすぐたもとにあって、名物は「殿様寿司」です。ちらし寿司なのですが、寿司飯に甘く煮たシイタケやニンジン、インゲン、オオバ、錦糸卵などの具とともに岩国レンコンがたっぷり混ぜ込んであって、これを1メートル四方はあろうかという木枠に詰め込んで、なんとフタの上に人が乗って押し固めます。厚さ10センチ。押し寿司というより『踏み寿司』ですね。10センチ角(550円)に切って供されます。

塚地さん「これだけ押しつぶされているのに、レンコンの歯ごたえがしゃきしゃきとはっきり残っているんですね。おいしいですよ」

眼下に日本三大潮流「大畠瀬戸」歩いて渡る周防大島

   岩国の隣が柳井です。江戸時代から戦後まで瀬戸内海航路の要衝として栄え、かつての商人たちの白壁の邸宅や蔵が残る古市や金屋は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。その柳井と大島大橋で結ばれているのがすぐ沖の周防大島です。

   大島大橋はバスや車の道路のほかに、1020メートルを歩いて渡ることも可能です。いえ、ぜひとも歩いてください。というのも、眼下には日本三大潮流の一つ、「大畠瀬戸」の渦潮が逆巻いているからです。とくに、これからの春の大潮のときは流れが速く、迫力いっぱいです。

   周防大島は島中がみかん畑といってもいいような島で、そんな島だからこその名物料理がありました。「お侍茶屋 彦右衛門」のその名も「周防大島みかん鍋」。寄せ鍋に皮ごとの温州ミカンを4つも入れてしまいます。ぐつぐつ煮えてきたところで、塚地さんがまずはみかんの皮を練り込んだつみれを試食しました。

「味がすっきりしてます。軽い感じで、何個でもいけそうです」

   では、煮みかんはどうか。「みかんにダシがしみてるっていうのは不思議な感覚ですね。果汁と魚介の出したっぷりのつゆが混ざり合って絶妙です」

   〆の雑炊も「みかん雑炊」です。ごはんの上にふわふわのメレンゲと黄身を溶いてみかんに見立ててあります。塚地さんは「見た目も楽しいのですが、みかん味の雑炊は実にさっぱりした後味です」

   瀬戸内の春は黄色い菜の花と緑の段々畑、青い海は陽光にキラキラと光り、1年で最も美しい季節です。

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