2024年 4月 26日 (金)

トランプ大統領もあやかりたい小池都知事の人気...「総理の座も視野に」と言われる一方、スタッフに悪評も

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   「アメリカファースト」のトランプ大統領のやることなすことが世界中の批判を浴びているが、「都民ファースト」の小池都知事の快進撃はいまのところとどまるところを知らないように見える。

   小池対ドン・内田の最初の対決になる2月5日の東京都・千代田区長選は、5選を目指す現役の石川雅己氏(75)と、新人だが与謝野馨元官房長官の甥で自民党が推している与謝野信氏(41)の争いだが、告示翌日の新聞各紙の調査では、3倍近く石川氏がリードしていて楽勝ムードのようだ。

   週刊新潮が報じているように、石川氏には多選批判があり、区議会と対立して補助金着服に関する問題で百条委員会に証人喚問されたりと、決して評判のいい首長とはいえないらしい。

   それでも小池人気に乗ってドン内田&都議会自民党と対立すれば「みんないい人」になってしまうのだから、トランプがこのことを知ったらどれほど羨むことであろう。

   週刊新潮によると、公明党が今回自主投票を決めたのは、1月25日に小池による予算案が発表され、世帯年収760万円未満の子どもに対する「私立高校授業料実質無償化」が盛り込まれたからだという。

「公明党の支持母体である創価学会の会員は、裕福ではない家庭も少なくないため、従来、私立高校授業料無償化を求めてきました。小池予算案は、この公明党の主張を飲み込んだものです」(都政担当記者)

   区長選で大勝して、今夏の都議選で小池新党から区議を多数当選させれば、都はもちろんのこと、総理の座も視野に入ってくるかもしれないといわれる。

小池都知事のスタッフ、取り巻きの面々

   たしかに、彼女の政務担当の野田数知事特別秘書は40代の前半にもかかわらず態度が大きく「虎の威を借る狐になっているのではないか」(都庁関係者)という批判もある。

   週刊アサヒ芸能は、小池の身辺警護をしているイケメン専属ボディガードは、かつてVシネマ俳優で、「さらに調べるとアダルト作品への出演歴が発覚」(アサ芸)したと報じている。

   この御仁、交流サイトのトップページに小池とのツーショット写真を掲載している。小池塾に通い政治家を目指していると見る向きもあるようだ。

   小池の覚えが目出度いのだろうと思うと不可思議なことに、小池側にこのボディガード氏について尋ねると、「弊事務所及び小池百合子氏のいずれも雇用契約を結んだことはございません」(代理の弁護士)と答えたそうだ。

   何の関係もない人間に身辺警護をさせるはずもないし、男が勝手に警護しているわけでもなかろう。AV歴があることを知った小池側が切ったのだろうか。

   ともかく、こんなことも話題になるぐらい、小池人気がすごいということだろう。

ドン内田氏の体調は?

   郵便ポストが赤いのもみんなお前が悪いのだと、小池のヒールになった内田氏だが、フライデーが気になることを報じている。

   1月中旬に港区にある慈恵医大病院外来に、内田氏が女性ばかり4~5人に取り囲まれて来院、「神経内科」に入り、約1時間後に出てきたときは「内田氏は車いすに乗り、付き添いの女性がそれを押していたという」(フライデー)

   小池にとっても内田の状態は気になるはずだ。なぜなら、彼女のやり方はヒール対正義の味方という構図を作り、それを成敗するジャンヌダルクを演じるわけだから、内田、森喜朗元総理、石原慎太郎元都知事に何かがあったら、次のヒールを探さなくてはいけなくなるからだ。

   小池さん、次は安倍首相でもヒールに仕立てて対決してみてはいかがだろう。もし勝てば総理への野望が現実のものとなるかもしれない。そこまでやれば、私も応援してもいいと思うが、できね~だろうな。

文春砲GACKTを直撃

   週刊文春が報じている「GACKT元愛人が首つり自殺未遂」という記事にいこう。文春はこれまでもGACKTの変人ぶりとSEX依存について何度か報じてきた。

   今回は東日本大震災後の、東北出身の元グラビアアイドルA子(26)とのお話。彼女は親族や友人を失ったストレスから、メニエール症候群を患ってしまったという。

   支えは大ファンだったGACKTの存在だった。彼が被災地に慰問に来てくれたことへのお礼を公式アドレスへ送ったところ、本人から励ましのメールが届いた。

   何度かやりとりしているうちに「食事をしよう」となり、12年11月に会い、食事が終わると運転手つきの車で自宅まで送ってくれた。

   後部座席はカーテンで仕切られていたが、「いきなりGACKTは下半身をむき出しにし、『くわえるか?』股間を押し付けてきたというのです」(A子のファンクラブの仲間)

   それから間もなく2人は肉体関係を結び、高級ホテルで会うが、時には別の女性と3人でベッドを共にすることもあったという。

   GACKTの周りには「喜び組」のような、支配されることを無上の喜びとする女性が何人もいたようだ。

   だが3年以上続いた2人の関係にも変化が出てきた。そんなとき、GACKTのマネージメント会社の社長で、常に2人で行動しているHへA子の心が移り、Hから、君と結婚したいからGACKTとの関係を切ってくれといわれる。

   HはA子の両親にも会いにいっている。だがHには別の本命女性がいたのだ。そしてHから、その彼女とは関係を切るから「必ず結婚しよう。連絡するから信じて」と告げられる。だが、そのまま音信不通になってしまったというのである。ひどい話だ。

   GACKTにも相談したがダメだった彼女は絶望したのだろう、今年に入って2度の自殺未遂を図った。

   Hは週刊文春の直撃に、両親に会いにいったが婚約の事実はないと答える。傷つけてしまった事実がある以上、誠意をもってちゃんと対応させていただくとHはいうが、彼やGACKTの「誠意」とはいったい何なのだろう。

   こんな男たちにいいように振り回され傷ついたA子にも、正直、同情する気はあまり起きない。すべての芸能人がそうだとはいわないが、彼らのいう「愛」や「誠意」などにはハナクソほどの重みもないのだ。早く気がついただけよかったと思うしかない。

天皇陛下の理髪師の肉声、「ブラバス」をご愛用

   こんな話題から週刊文春の天皇陛下の理髪師へ移る無礼をお許しいただきたい。

   天皇の「ご調髪」を10年にわたり務めてきたのは大場隆吉さん(65)。1882年創業の赤坂にあるヘアサロン「OHBA」の四代目で、祖父は昭和天皇の初代理髪師、父親もまた天皇家のご理髪掛を担当してきたという。

   月に1度、ご調髪のために参内する前には、寒い日でも冷たい冷水を何杯も浴びて心身を清めるそうだ。

   天皇の髪はその生き方同様「剛直」で、「陛下は耳の後ろの毛が、後ろから前に向かって生えていてくせが強く、サイドも外にはねやすいのです」(大場氏)

   天皇はヘアスタイルに強いこだわりを持っているそうだ。「前髪は短めがお好み」「襟足は逆に、襟にかかる程度に長いほうがお好みなのです」(同)

   おつきの内舎人(うどねり)以外は2人きりで相対するから、健康状態が優れないと「お髪の伸びにむらがあり、頭皮がむくんだ状態になることがしばしば出てきました。御髪のくせが強くなり、まとまりが悪くなってしまう」(同)そうだ。

   平成24年2月の心臓のバイパス手術の前後はそうなっていたという。

   話のなかで感心したのは、一つのものを丁寧に使い長く愛用するというところだ。ヘアリキッドとヘアトニックは昭和44年に発売された資生堂の「ブラバス」を使っていた。

   だが、白髪を整えるのには色味が寒色系の「アウスレーゼ」がいいのではと提案してそれに変えたが、ヘアトニックは「ブラバス」のまま。「なくなるまではそれでいい」といっているそうだ。

   私も「アウスレーゼ」を使っているので親近感が湧く。

   なぜ大場氏が週刊文春のインタビューに出てきたのか? それは、今行われている生前退位の議論に対して違和感を覚えたからだという。

「昨年八月八日の陛下が丹念に推敲されたお言葉に対し、私は素直に共感できました。あのお言葉から陛下の不退転のご決意を感じたのです。それは"菊のカーテン"の奥で、私が拝見した『人間・明仁天皇』のお姿そのものでした」

   こうした専門家ではない市井人の立場から、天皇の生前退位について語らせるというのも、週刊誌の役割である。より身近に天皇を感じることができる好企画だと思う。

文部科学省の天下りシステムにメス

   ところで、本来なら天下りをチェックする役所である文部科学省で、09年頃から人事課OBを通じた組織ぐるみの再就職斡旋が行われてきたことが発覚した。

   中でも悪質なのは、早稲田大学へ天下った吉田大輔前高等教育局長のケースである。

   文科省の人事課が早稲田に対して吉田の天下りを働きかけたにもかかわらず、内閣府の再就職等監視委員会の調査に備え、吉田や早稲田に対して虚偽の仮想問答集まで準備していた。

   そこには吉田が自発的に面接を受け、採用されたとあった。嘘っぱちである。

   吉田は文科省を退職したときに5260万円の退職金を受け取り、早稲田でも年収1400万円もらっていたという。

   私もいくつかの大学で非常勤講師をしたことがあるが、1回にもらう講師料は雀の涙ほどもない。

   第一、吉田が何を教えられるというのか。最低の教育とはどういうことかを、身をもって学生たちに教えていたのだろうか。

   だいたい、官僚上がりの教授は、私の経験では態度が横柄なのが多い。高級官僚出身というだけで、訳も分からず敬ってしまう学生が多いからだ。

   しかも週刊現代によれば、こうしたことをやってきた元締めの事務次官、前川喜平は引責辞任したにもかかわらず、退職金の5610万円を受け取るつもりだというのだ。

   麻生太郎財務相は、蓮舫民進党代表に対して、「天下りという言葉は安易に使われない方が良いと思います。いかにも上から目線に感じます」と答弁したとasahi.comが報じている。

   天上がりでもどちらでもいいが、官僚の中にも人格的に優れた優秀な人材はいくらかいるだろうから、そうした人間を民間で活用する仕組みを本気で考えるべきであろう。

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