2024年 4月 27日 (土)

「逃げるなら徹底的にやる」万引きHP手配のメガネ店社長―奴は常習犯

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   今度は防犯カメラに映った万引き犯とみられる客の顔をモザイク入りでホームページに掲載し、「3月1日までに商品を返却しなければモザイクを外す」と警告する眼鏡店が現れた。東京・台東区の「めがねお~御徒町店」で、張谷満社長の説明によると、盗まれたのは俳優の哀川翔がプロデュースした人気のメガネ「サムライ翔」7本(1本3万円相当)だ。防犯カメラの映像には、男の客が棚からメガネを次々と取り出し、元に戻さずに店から出ていく姿が写っていた。

盗んだレアものをすぐ転売

   張谷社長は警察に被害届を出したが、同業の販売店主から「同種のメガネ7本を売りに来た男がいた」と連絡があり、さらに翌日にも同じ販売店主から「同一人物が別のメガネを売りに来た」と連絡があった。社長はこの男を万引きの常習犯と確信し、法律専門家にも相談してホームページでの掲載に踏み切ったという。

   張谷社長は「サムライ翔は年1回しか販売されない限定商品で、1本3万円前後だが、オークションで16万円になったりします。個人に刑を科したいわけではない。店としては大きな金額なのでメガネを返してもらいたいだけ。もし逃げるんだったら、徹底的にやっていくしかないです」と苦渋の選択だったと語った。

万引き被害でつぶれる店

   中瀬ゆかり(「新潮社」出版部長)「万引きというと軽犯罪みたいに思われますが、れっきとした窃盗ですよね。私の業界では、万引きによって書店がつぶれるような状況なのに、本当に軽く考えられているし、警察も本気でどこまでやってくれるのかみたいな状態です。こういう方法を取りたくなる気持ちはわかりますね」

   弁護士によると、モザイクを取れば名誉棄損罪に当たる場合が出てくるし、「返却がなければモザイクのなしの動画を拡散します」という表現は恐喝未遂罪に当たる可能性があるという。とにかく、捕まえるのが先でしょ。

文   モンブラン
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中