ぽっちゃり人気!メイプル安藤「太っていることを認めたらいいよ」無理痩せは不自然

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   男女を問わず、「ぽっちゃり型」の好感度が上がっている。お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつは相方のカズレーザーから「女装した冷蔵庫」などとボロクソに言われるがへっちゃらだ。子供の頃から太っていることを自然に受け入れていたという。食生活も自由で、ダイエットとは無縁で、「デブになってケツが硬くなってくるみが割れるようになった」と、椅子の上に置いたくるみを割って見せた。そうした生き方に体型に悩む女性たちから共感が寄せられている。「芸人にならなくても、スタンスは変わらなかったろう」という。

   安藤はぽっちゃりファッション誌で読者の悩みに答えている。「太ってることを認めたらいいよ」「嫌だったら痩せればいいし」「そのままでもいいし」といった調子である。

渡辺直美を表紙に10万部のヒット雑誌

   ブームの先駆けは4年前、ぽっちゃり女性を支援する雑誌「la farfa」の創刊だった。タレントの渡辺直美を表紙に10万部近くを売った。2年前には男性誌「Mr.Babe」が出て、太っていることをありのままに受け入れようと説いた。編集者は「安心したというのか、いまは太っててもいいんじゃないかという感じ」と話す。

   読者モデルの上野貴之さんは体型にコンプレックスを持っていた。太っているからと交際を断られもした。いまは「ありのままの自分」を通している。「人生で一番堂々としていられる」

   恋愛結婚の価値観も変化した。大手結婚相談所の婚活で一番人気はぽっちゃり型限定パーティーだ。キャンセル待ちが出るほどだという。20~30代の男性へのアンケートで、「ぽっちゃりが好き」は2015年の40%から16年には73%に増えた。20~30代女性の「ぽっちゃり男性への好感度」は71.9%で、「恋愛・結婚の対象」だという。

   井上あさひキャスターも「学生時代から伊集院光さんのファンなんです」

肥満気味BMI25~30が最も死亡リスク低い

   いま日本ではBMIが25以上の人が3人に1人。健康に影響はないのだろうか。アメリカの疾病対策センターが体型と死亡リスク関係を地域や人種を超えて大規模に行った調査では、BMI25~30の人たちが最も死亡リスクが低いという結果が出て、「肥満パラドックス」と呼ばれた。ただ、肥満は健康に悪いというのはいまも定説で、ダイエットとの兼ね合いで議論が続いている。

   最大の問題はリバウンドだ。大手フィットネスの調査では、57.4%がリバウンドに苦しんでいる。肥満とダイエットが専門の医師、宮崎滋さんは「ダイエットで減った体重の半分まで増えたらリバウンド」という。これを繰り返すとサルコペニア肥満の危険がある。ある種のダイエットは脂肪と同時に筋肉も減らす。ここでリバウンドが起こると、筋肉が増えず脂肪だけが増えて、糖尿病や高血圧の危険が増すのだ。

   リバウンドを減らすにはどうしたらいいのか。宮崎さんは「体重の3%、胴回りを3センチを3か月~6か月かけてゆっくりと減らすこと」。これならばリバウンドも減らせるし内臓脂肪も減らせる。要するに、劇的に「何キロ痩せた」というのは危ないということである。

   ぽっちゃりの好感度はいいとして、日本人の3人に1人が肥満だとは驚いた。宮崎さんがいいこといっていた。「肥満の原因を探すこと。多くはお菓子や果物の食べすぎなんです」

クローズアップ現代+(2017年2月9日放送「ぽっちゃりブーム到来!?~ダイエットとの上手なつきあい方~」)

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