借入金で小学校作り第1号の森友学園 都合のいい偶然か?

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   国有地の異様なほどの値引き購入からあきれた実態が発覚した森友学園にからんで、また新しい問題が出てきた。今度は大阪府が小学校設置の認可規制を森友側の要望通りに緩めていた。その小学校の建設場所が疑惑満載の元国有地で、来月(2017年4月)に開校させようというのだから、教育内容も怪しげな学園に国も大阪府もまるきりの特別待遇をなぜここまでするのかと政治的圧力や配慮を疑われて当然だろう。

   大阪府では小学校の経営に借入金を使って新規参入することは認められていなかった。それを幼稚園しか経営したことがない森友学園が借金でも小学校を設置できるように規制緩和を求めたとたん、大阪府がなぜかすぐに応じていた。これについて松井知事は「当時、関西圏では大阪府のハードルが高いので見直そうとした」と述べた。そこに森友学園からの要望が「たまたま」重なったというのだ。都合のいい偶然があったものだ。

   森友学園が運営する幼稚園では園児に明治政府の五箇条のご誓文を暗唱させ、運動会の選手宣誓で「安倍首相頑張れ。安保法制が通ってよかったね」と園児に言わせていた。松井府知事は「僕も不適切と思う」とする一方で「それで幼稚園の認可を取り消すまでの話ではない」と言い切った。特定政党や政治にからむ教育を禁じた教育基本法違反が指摘される中で、森友学園にはどこまで甘いのか、見識ばかりか政治的関係も問われる。

昭恵夫人に講演料は渡っていたか?

   安倍首相夫人の昭恵さんが森友学園で講演していた問題でも、新たな疑惑が浮上した。安倍首相は「講演料は受けとっていないと聞いた」と語ったが、民進党議員が入手したPTA収支決算報告書には「社会教育費」として40万円の記載があった。内容は遠足や見学とともに「教育講演」が入っており、棋士の谷川浩司氏とともに昭恵さんの名前が印刷されている。ただ、これは森友側の記載ミスか「0円」だった可能性もあり、確認が必要だ。

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   司会の加藤浩次「それにしても、問題や疑惑がでます。どうなるのか」

   宮崎哲弥(評論家)「関係者を国会に参考人か証人として呼んだらどうか。この問題を解明しないと、国民の不信感がひろがる」

   精査追及と認可取り消しを含めた厳正な対応をきちんと進めるべきだろう。

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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