あなたのパソコンどう守る!身代金ウイルスに注意

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   「身代金ウイルス」が急増しているそうだ。身代金ウイルスとは、スマホやパソコンのデータを人質に取り、元に戻してほしければ金を払えなどと脅迫するものだという。ウイルスに感染すると、ファイルは使用者が使えないように暗号化され、連絡先などのメッセージが表示されるそうだ。

   ある調査によると、国内での「身代金ウイルス」攻撃件数は1年で10倍近くに急増した。要求額は個人で数十万円、企業では数千万円に上ることもあるという。企業500社を対象にしたある調査では、2割近くに感染経験があり、感染した企業の6割以上が身代金を支払ったことがあるという。なかには約1000万円、支払ったケースもあるそうだ。

金払ってもデータ戻らないことも

   しかし、たとえ金を払ってもデータが戻るとは限らないそうで、ある調査では、データが戻らなかったケースが4割以上に上るという。

「(感染しておカネを払った人は)多数いる。実際、現場に行くと『支払ったが、何も変わらない。何とかしてほしい』ということが多い。感染したファイルが元に戻ることはほとんどない」(身代金ウイルスに関する相談を1年で300件以上、受けたというパソコン修理会社の濱崎慎一さん)
「カネを払うと犯罪を広げてしまうことになるので、まず払わないという毅然とした対応が必要ではないか。最近ではデータが戻らないケースも増えていて、払っても戻らないことはある」(番組のスタジオゲストでセキュリティ会社代表の高野聖玄さん)

   ウイルスの感染経路には「メールの添付ファイル」、「検索サイトからサイトを辿っていって、ウイルス感染するページに、(気付かないまま)当たってしまう」「『便利なアプリです』『ウイルスに感染したので、これをインストールしてください』といった誘導の仕方で、悪意のあるソフトを入れさせる」(高野さん)などがあるそうだ。

身代金ウイルスから身を守るには

(1)システムは常に更新
   セキュリティソフトなどが入っていても更新していなければ、最新のウイルスに対応できない可能性があるという。

(2)パスワードは変える
   たとえばネットワーク機器などを初期設定のパスワードのまま使っていると、「鍵がかかってないも同然」(番組ナレーション)だそうだ。

(3)バックアップ
   定期的にバックアップを取っていれば、ウイルス感染してデータが見られなくなっても大丈夫だという。

(4)"知らない""怪しい"には慎重に対応
   「送られてくるメールやサイトで、ちょっとでも怪しいと思ったら、クリックしないようにしてほしい」(高野さん)

*「クローズアップ現代+」(2017年3月9日放送)「あなたのスマホが"人質"に!?徹底追跡!"闇"インターネット」

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