保育士「30分遅刻で2日間タダ働き」 スカスカ給食の「こども園」に労基法違反の疑いも

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   給食にスプーン1杯分の2種類のおかずと一握りのわずかなご飯という呆れた実態が明らかになった、兵庫県姫路市の私立認定子ども園「ワンズマザー保育園」(小畑育子園長)で、今度は保育士の遅刻に法外な罰金を科す労働基準法違反の疑いが出てきた。

   県と市が行った特別監査で、保育園が市に提出していた保育士の雇用契約とは別に不当な裏契約があったとみられている。

15分遅刻で罰金1万円

   特別監査した市の担当者によると、15分遅刻すると罰金として月給から1万円が引かれ、30分以上の遅刻の場合は2日間タダ働き、無断欠勤には7日間ボランティア働きという独自の決まりがつくられていた。当然、時間外手当もなかったらしく、保育士が退職届を出そうとしても小畑園長は受け取らなかったという。

(吹き出し)小倉:園長若いね

暖房は保護者が来る1~2時間だけ

   さらに抜き打ちの特別監査の結果、同保育園では朝、保護者が子どもを預けに来る間の1~2時間だけ暖房を入れる以外はまったく暖房をしていなかったことも分かった。

   小畑園長は市の担当者に「暖かくなってきたので空気を入れ替えていただけです」と釈明したが、保育士は「暖房の使い方では園長の指示があった。園児が裸足でいるし、私たちも寒いと実感しエアコンをつけても、園長が来たら消さなければいけなかった。心苦しさがあった」と告白したという。

給食、必要量の2割程度のカロリー

   2歳児の給食がスプーン1杯分ほどの2種類のおかずにわずか一握りのご飯しか提供していなかった給食。幼児食に詳しい管理栄養士は「2歳児は体をすごく動かす時期なので、1日950キロカロリーが必要。写真で見ると、正確なグラムは分からないが、見たところでは1日必要な15~20%程度の量」と話す。

   しかも定員46人を22人オーバーして無許可で受け入れ保育料月4万4800円を徴収していた。県では今月中にも同保育園の認定を取り消す方針という。

「子どもはペットか」怒号飛ぶ

   保育園不足で待機児童解消が叫ばれている裏で行われていた、金儲け目的だけの保育園という実態。21日(2017年3月)夜行われた保護者説明会では、謝罪した小畑園長に向け保護者から「謝るんだったら土下座せんかい、それが誤る態度か」「子どもは動物かペットか」など怒号が飛び交い大荒れの状態だった。

   司会の小倉智昭が「園長って若いんだね、ちょっと驚いたんですが、自分で経営しているの? 背後に誰かいないの?」と尋ねると、現地取材した岸本哲也は「自分一人で経営しているようです」。

   バカほど高く登りたがるというが、身の丈をわきまえない生き方をする指導者、園長では園児や保育士はかわいそう。早く認定を取り消した方がいい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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