茨城・ひたちなかの球場に午前3時から行列の「清宮フィーバー」 1万2千人を前に94本目のアーチ

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   昨日(2017年5月21日)行われた高校野球の春季関東大会に、1万2千人もの観客が集まった。真夏日の暑さの中、それも茨城・ひたちなか市民球場に、午前3時から行列とは......。これ、早稲田実業の清宮幸太郎選手を見ようというファンだった。清宮選手は期待に応え、高校通算94号のホームランなどを打ち、チームは勝った。試合は今日もある。

   とにかくすごかった。早実-花咲徳栄の試合は午前9時からなのに、5時には700人が並んでいた。このため球場は、バックスクリーン裏に特別券売所を設け、通常午前7時のチケット発売を5時30分からにした。入場料600円なり。「走らないで」という制止を振り切って、みんなドット駆け込む。

   駐車場も午前7時の予定を2時45分に開けた。ナンバーを見ると、神戸、尾張小牧、秋田......と、とんでもないところからも。とうとう満車になって、臨時の駐車場も設営。そのうちに渋滞も始まり路上駐車も出て、警察が警告してまわる。

   一番乗りだった高齢の男性は、「(一番前で)バットスイングの音を聞きたくて」と言っていたが、めでたく最前列に座ることができたようだった。

   司会の羽鳥慎一が「関東大会は、夏のシード校を決めるとか、マニアックな大会なんですけどね」という。普通なら、テレビの取材カメラが行く試合ではないのだが、テレビ朝日は取材に行っていた。まさに清宮フィーバーだ。

   試合開始の午前9時には、気温33度だったが、内野席はほぼ満員状態。入場者1万2千人は、ひたちなか市民球場での最高記録となった。

カメラが追えないライナー本塁打

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   そして試合は、5回清宮選手が高校通算94号本塁打を放った。が、打球があまりに早くて、カメラが追いきれなかった。ただ、打ち出した角度が低かったから、ほとんどライナーでライトスタンドに飛び込んだようだった。観客も総立ちで、互いにハイタッチしたりと、大満足だった。

   見せ場は、7-6と花咲徳栄が1点リードして迎えた9回裏ツーアウト。追う早実の打席に清宮選手が入った。凡退ならゲームセットだが、ここで左前に同点タイムリーを放って、試合は延長戦。そして延長10回、早実は10-9でサヨナラ勝ちした。清宮選手のこの日は、4安打、1本塁打の大活躍だった。

   その清宮選手は、「渋滞でなかなかたどり着けなくて。遠くから見てもお客さんがいっぱい入っているのが見えた。応援してくれたのが、自分たちの力になったと思います」と話していた。

   観客も「600円でこの試合見られるのはすごい」「暑さを忘れました」とみんな大喜びだった。

   羽鳥「すごい。肝心のところでホームラン打てるというのが......」

   住田裕子(弁護士)「ギリギリのチャンスにちゃんと見せますよね」

   羽鳥「あんな低い打球でホームラン」

   石原良純(天気予報士)「なんで追いきれなかったの?」

   羽鳥「追えなかったと。カメラの人が追えなかったというのは相当なものですよ」

   今日も試合がある。10時からなのに午前7時に480人、300メートルの列ができていた。

   羽鳥「今日は平日です。予定が何もなかったら行こうかなと思いますね」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「みんな大スターを求めている。大スターはぽっと出じゃない。若い頃、小さい頃からずーっと見続けて育てて、期待に応えた人だけが大スターになれる。ひばりさん、裕次郎さん、長嶋茂雄さん......」

   羽鳥「最初はラグビーの清宮選手の息子さんだったのが、今は清宮選手のお父さんになってる」(笑)

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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