発達障害ここが苦手・・・栗原類「ボクは音に過敏。居酒屋のBGMで会話しにくい」

印刷

   「あさイチ」はこれから1年にわたって「発達障害」について特集するという。けさ24日(2017年5月)はその第1回で、「発達障害の人の"苦手"」を取り上げた。周囲からは「我慢が足りない」「努力が足りない」「わがまま」などと誤解されがちで、わかってもらえないことに苦しんでいることが多い。

 

   発達障害の特徴の一つに感覚過敏がある。音や光を強く感じてしまうのだ。ある女子高校生は聴覚過敏で、「スーパーでも、キーン、シャー、ボーッという音が常に聞こえています」という。棚の冷気が噴き出る音やバックヤードの冷蔵庫などの機械音で、「街中は音の洪水で、自宅に戻ってきたときには疲労困憊です」と話す。

病気や性格ではなく脳の特性

 

   自分も発達障害だというゲストの栗原類さん(モデル)は、「初めてのところに迷わず行くことが苦手」という。この日はまだ行ったことのない美術館に出かけることにして、事前にスマートフォンにルートを入力した。電車に乗る前に間違いないかをチェックし、最寄り駅で下りてからも美術館まで、交差点のたびにスマホでチェックした。1度ルートを外れてしまうと、戻ってこられなくなってしまったりするのだ。

 

   栗原「でも、母親からは機械の言いなりになるなと言われてきました。周囲をよく見て、スマホにあるコンビニとかがあるなら、最初の場所まで戻らずに行けると言われて、ここ最近は行けるようになりました」

 

   井ノ原快彦キャスター「最近ですか・・・」

 

   発達障害ではこうしたことを体験化するのに時間がかかるということなのだろう。「発達障害は病気とか性格ではなく、生まれつきの脳の特性なんです」と瀬田宙大アナが解説した。栗原は自分のことを「忘れっぽい、片づけられないというADHD(注意欠如・多動症)と同時に、ASD(自閉スペクトル症)の音の感覚過敏ですね」。居酒屋などでBGMや他の客の会話が大きく聞こえて、隣の友人の話が聞こえにくいことがあるという。

「食べ物の好き嫌い」感覚過敏かも・・・

 

   瀬田アナ「感覚過敏が偏食の原因ということもあります」

 

   高校2年のあっくんはキノコや豆の滑らかな食感が苦手だ。「表面がヌルヌルしていて気持ちが悪い」という。イチゴのつぶつぶが目に飛び込んでくるようで怖い、コロッケの衣のサクサクが口の中で刺さるよう、自分の噛む音が耳触りといった訴えもある。東京学芸大の高橋智教授は「発達障害の半数以上に偏食が見られます。わがままと言われがちですが、生理学的な問題で、好き嫌いと過敏は大きく違います」と説明する。

 

   この日はスタジオの背景はベージュ一色だった。「いつもの背景はゴチャゴチャしていて番組の話に集中できないという、感覚過敏の視聴者に配慮したためです。照明もいつもより15%落としています。感想をお聞かせください」と有働由美子キャスターが伝える。

 

   発達障害は小中学生の15人に1人見られるという。ということは、『人のさまざまなタイプのひとつ』ということで、発達の障害という呼び方は適当でないのではないか。「あさイチ」はこのシリーズのなかで、もっとふさわしい呼び方を募集してはどうか。

                

カズキ

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中