2024年 5月 6日 (月)

都議選で自民歴史的惨敗 「THIS IS 敗因」から抜けている安倍首相の「A」 

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小池都知事は国政に出るか?

   週刊現代は、安倍自民に圧勝した小池都知事は、このムードを駆って総理へと突き進むのではないかと書いているが、あまりにも短絡的な見方であろう。

   もちろん、野望政治家である小池が国政を狙っていないわけはない。その証拠に、都議選の候補者応援では、自民党への悪口はいうが、安倍批判はまったくしなかった。

   政治アナリストの伊藤惇夫のいうように、「国政で一定数の議席を確保できたら、維新ではなく自民党と連立を組む考えを持っている」のであろう。

   だが、都知事になったばかりの小池が、国政へ出るとなれば都民から大きな批判が出ることは間違いない。

   小池は、これからは国民ファーストでいくといっているが、「小池チルドレンというポンコツ議員」(週刊新潮)が魔の一回生になる可能性は大であるから、ポスト安倍に名乗りを上げる余裕もなくなると思う。

   ポスト安倍には女性ならば野田聖子あたりが有力になるのではないか。小池はそれを、内心ではコンチクショーと思いながら、後輩の彼女を支持せざるを得ないことになると思うのだが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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