2018年 5月 22日 (火)

トランプと金正恩、罵詈雑言の言い合いが引き出した水爆実験 実行すれば最悪事態も

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   トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩委員長を「ロケットマン」と侮辱すれば、李容浩(リ・ヨンホ)外相が「トランプ」と呼び捨て、さらにトランプ大統領が「リトル・ロケットマン」とやり返す――。

   国連総会を舞台に行われた罵詈雑言の応酬にロシアのラブロフ外相が「幼稚園児のケンカだ」と呆れたが、この罵り合いの結果、幼稚園児のケンカどころか太平洋上での水爆実験というとんでもない危険なものを引き出してしまった。

   怒った金委員長が異例の声明で「歴代もっとも最悪な宣戦布告」と決め付け「史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」と発言。その2時間後に李外相はニューヨークで「水爆の地上試験を太平洋上で行うことになるのではないか」と述べた。金委員長の意向を受けたものとみられている。

ミサイル使うしかない水爆実験

   では、太平洋上に自国の島などを持たない北朝鮮が水爆実験をどうやって行うのか? 番組が探った。

   東京工業大学先導原子力研究所の澤田哲生助教は「船で運べば太平洋にでるのに時間がかかり捕捉される。航空機は北朝鮮が保有しているものは旧式で往復不可能。残るのはミサイルの弾頭に水爆を搭載10~20分で目的遂行可能で一番現実的」と言う。

   小野寺五典防衛相はその場合、「我が国の上空を通過することも否定できない」という。

   石原良純(タレント)が「もしそういう兆候があったらどうするんですかね」。太田昌克・共同通信編集委員は「難しいですよ。搭載しているのが核弾頭かダミーか判断がつかない。情報を集めながら総合的に判断するのでしょうが、相当ギリギリの判断になりますね」。

   実験といえども水爆搭載のミサイルが頭上を飛ぶことなどあってはならない。断行すれば最悪の事態を招く可能性がある。

文   モンブラン
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