2018年 5月 24日 (木)

希望の党は自滅、東京では1勝22敗の完敗 小池代表「私自身におごり」

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   台風21号の暴風雨が荒れまくる中で行われた衆院選投開票。自民・公明両党は憲法改正の発議に必要な3分の2(310議席)を超える312議席を獲得し大勝した。公示前と同じ勢力を維持できたことで安倍首相は続投することになる。

 

   では、今回の衆院選はいったいなんだったのか? 番組が注目したのは小池百合子代表(都知事)が立ち上げた『希望の党』の自滅。公示前の57議席に至らず49議席にとどまり、お膝元の東京では1勝22敗の完敗となった。

   小池代表は出張先にパリで自滅の原因をこう語った。

 

   「非常に厳しい結果だと思う。私自身これまでの言動が皆さんに不快な思いを抱かせてしまったことについては申し訳ないと思っています。私自身にもおごりがあったのではないかと反省しています」

 

   番組では、小池代表のお膝元『東京10区』から立候補し小選挙区で敗れ、比例復活も叶わなかった象徴的ともいえる若狭勝候補(60)をゲストに迎え敗因を聞いた。

 

   小倉智昭キャスターが「希望の党の風があっという間に吹かなくなったのはどういうわけですか?」に、若狭氏は「風が吹かなくなったというよりも、大逆風が吹いたということを感じております。完敗は認めるんですが、逆風がその要因だったことを実感する選挙でした」。

排除発言から風向き変わった

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   さらに若狭氏は「公示日のあと選挙区に入ったが、支持してくれていた人たちが私のところに来て『小池さんの排除発言には引いてしまう』という人が少なからずいた。その辺あたりから風がだいぶ違ってきたかなと実感した」と話す。

 

   番組のゲスト出演した政治評論家の田崎史郎氏も「やっぱり希望の党の失速、自滅だったと思う。希望の党の落ち込んだ一部が自民党に行き、一部が立憲民主党に流れた。当初、希望の党の結成直後は100議席を超すといわれていた。それが急速にブレーキがかかった」。

 

   同じくゲスト出演した政治アナリストの伊藤敦夫氏は次のような指摘をする。 「ボクは一言でいえば逆風じゃなくて無風。追風がちょっとだけ吹いたのは立憲民主だけ。ただキャパシティーが小さいから受け止め切れなかった。それ以外は無風で、無風状態ではその政党の地力がもろに出る。希望の党に関してはこれまで追風があったから支持が高かった。それが止まってしまったとたん地力が見えてしまった」

 

   もともと衆院選直前に民進党の代表に選ばれた前原誠司代表が民進党を解党し、小池代表の希望の党へ強引に合流をプロデュースしたことに端を発する。そのしこりは現在も残されたままだ。

 

   「では、希望の党はこれからどうなるのでしょうかね?」という小倉キャスターの問いに、伊藤は「野党再編はこれから必ずありますよ」と断言。若狭は「距離を置いてしばらく考えたい」という。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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