貴乃花親方とモンゴル力士との確執 週刊新潮、週刊文春が今日発売号で詳報

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   横綱日馬富士の引退会見に、日本相撲協会の八角理事長は、「横綱3人が休んだ9月場所を1人で頑張った。それらを考えると、断腸の思いです」といった。協会は今日30日(2017年11月)午後、理事会を開く。ここで貴乃花親方が何を言うのか、これが次のステージになる。

   貴乃花親方はこの事件で、相撲協会への報告より先に、鳥取県警に被害届を出し、かつ協会の貴ノ岩聴取の求めを、「あなた方を信用していない」からと拒んだ。その意図については沈黙を守ったままだ。

   日馬富士は記者会見でも、事件の本当の理由は明かさなかった。記者たちが知りたかったのは、鳥取での最初の会合、鳥取城北高校の出身である貴ノ岩らの激励会に、なぜ関係のない3横綱が来たのか。二次会には、横綱が貴ノ岩らを連れて行った。そこに事件の鍵があるとみられるからだ。

   会見で日馬富士は「礼儀と礼節」を貴ノ岩に教えた、といっている。日馬富士へは一昨日(28日)7時間、白鵬へは一昨日7時間半、鳥取県警が聴取した。白鴎は昨日も聞かれていた。白鵬はこれまで、「止めに入った」と言っているが、リモコンで殴るのは見ていたともいう。すぐ止めに入ってはいない。県警の聴取の焦点もその辺りにあるともみられる。

   ここで今日発売の週刊誌が、貴乃花親方とモンゴル力士との確執についての記事を出した。週刊新潮(12月7日号)は、「停戦条件は、モンゴル互助会殲滅」という記事。貴乃花は現役時代から、ガチンコ真剣勝負が身上。「土俵上で力一杯、それが親睦」(スポニチ)という考えだ。「馴れ合いの温床」として、貴ノ岩にも、モンゴル親睦会参加を禁じていたとされる。

   一方週刊文春(12月7日号)は、貴乃花親方と白鵬との確執を特集した。相撲の取り方からして「いくら勝っても親方は白鵬を認めていない」と関係者は言う。白鵬がよくやる立会いでの張り手、肘を使ったカチ上げ、頂部がついた後のダメ押しは、「横綱の品格を欠く」としばしば問題視されている。

   九州場所でも、11日の勝敗に不服の態度を示して、審判部から厳重注意を受けている。勝てばいいのと横綱相撲は違うということだ。記事は、親方が白鵬を「品格力量非抜群」といったと伝えている。

モンゴル出身力士が集まることの是非

   司会の国分太一「でも、異国の地で同郷の力士が集まるのはいいのではないかと思うが......」

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   相撲ジャーナリストの山崎正氏は、「二子山親方(初代若乃花)がそういうのが嫌いで、貴乃花のお父さん(初代貴ノ花)も嫌いだった。こどもの時から染みついたものではないか」という。

   しかし、親方が何も語らず、庇護されている貴ノ岩の立場は必ずしもいいとは限らない。本人は、休場したくなかったかもしれないからだ。 

   テリー伊藤(タレント)「貴ノ岩は暴行されて休んでる。どうなるんですか?」

   山崎正氏は「それは心配ですね。休んで十両、幕下まで落ちると上がるのは大変ですからね。協会も救済する必要があるのでは」という。が、それも貴乃花親方次第になるかもしれない。

   貴乃花親方が、今回の事件を相撲協会の体質改善の好機ととらえていることは確かだが、協会を無視したかのような動きには、強い批判もある。理事会がどうなるのか、目が離せない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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