2024年 4月 26日 (金)

「バカヤロー!」「給料上げろー!」と罵声を好き放題 奇祭「悪態まつり」でみんな笑顔に

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   「キーワードはバカヤローです」と司会の真矢ミキさんがユニークな祭りを紹介した。その名を「悪態まつり」という。

   茨城・笠間市で17日(2017年12月)、日本三大奇祭の1つと言われる「悪態まつり」が行われた。300年の伝統があるというこの祭に、国内のみならず海外からおよそ1200人が集まったという(主催する飯綱神社発表)。

   テングに扮した男性白装束13人が山頂まで4キロを歩いて登る間、老若男女がテングに向かって「バカヤロー!」「さっさと歩け!」「給料上げろー!」などと好き放題の罵声、悪態を浴びせる。ただし、個人名などの悪態は御法度という。

年貢に苦しむ領民の不平不満を領主が探ろうとした

   なぜ悪態をつくのかは諸説あるが、一説には、約300年前、年貢などに苦しむ領民の不平不満を領主が探ろうとして、年に一度、悪態をつくのを許したことが由来だそうだ。また、怨霊や疫病を退治するためともいう。

   司会の国分太一さんがこう語った。

「いやあ、楽しそうですね。みなさん、悪態つきながらも笑顔なんですよね」
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中