2024年 4月 27日 (土)

春日野親方「私は送検されず、捜査は終わっている」力士暴行・有罪事件

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   4年前の暴行傷害事件が発覚した大相撲・春日野部屋の春日野親方はきのう25日(2018年1月)、報道陣の取材に応じた。日本相撲協会の広報部長も務める親方だが、撮影を一切禁止したうえで、「当時の北の湖理事長に報告して謝罪し、危機管理部長や委員長にも話した」と話し、隠蔽工作はしていないことを強調した。当時の危機管理部長は貴乃花親方だ。

   春日野親方が協会に報告した時期について、おとといは「1週間以内に」と答えていたが、きのうは「3か月とか半年後とかではまったくない」と話が微妙に違ってきた。保護責任については「私は送検されず、捜査は終わったと認識している」という。

満足な治療も受けさせず

   被害者の元力士、矢作嵐さん(22)は「おかしすぎます。報告していたら北の湖理事長も動いているはずです」と話す。春日野親方は「相撲診療所で診察させてから整体師の施術を受けさせた」と説明したが、矢作さんが自分で大学病院で受診すると、アゴが骨折していて「すぐに入院」「全治1年半」の診断だった。

   今も味覚がなく、後遺症に苦しむ。矢作さんは「親方を見そこないました。それだけですね」と怒りを隠さない。

お表沙汰にしたくなかった相撲協会

   ニュースデスクの笠井信輔「これだけのことが起きたのだから、何らかの支援をするのが公益法人の協会のあるべき姿ではないですかね」

   相撲記者クラブ会友の元スポーツニッポン記者、大隅潔氏は「即公表して、暴力事件が2度と起こらないようにするべきでした」と指摘する。

   司会の小倉智昭「隠蔽したい気持ちがどこかにあったとしか思えないですよ。このままなら、日本人の新弟子がいなくなるよ」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中