2018年 10月 20日 (土)

子供が朝起きてこない・・・起立性調節障害かも!? 脳に血が行き渡らなくなる病気

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    千葉美乃梨アナウンサーが「朝、子供がなかなか起きてこなくて困っている方、実はそこに病気が隠れているかもしれません」と取り上げたのは、「起立性調節障害」だ。自律神経がうまく働かず、血液のめぐりが悪くなって、脳に十分な血が行き渡らなくなる病気で、低血圧や脈拍の乱れなど、日常生活に支障をきたすことも多い。

   東京医科大学病院の小児科医・呉宗憲さんによると、急激に体が成長する思春期の子供がかかりやすいという。調子が良ければ普通に生活が送れるが、体調が悪いとめまいや激しい頭痛に襲われ、外出も難しくなる。最近、診断される人が増えていて、軽いものも含めると、中学生の10人に1人が起立性調節障害の可能性があるという。

中学生は小児科、高校生以上は循環器内科や神経内科を受診

   博多大吉キャスター「朝、起きられないって、結構ありがちじゃないですか。どこからが病気で、どこからが疲れが溜まっている状態なのか、見分け方はありますか」

呉医師「睡眠の質や量に問題を抱えていなくて、起きられないだけでなく、常に頭に霧がかかった感じがあって集中できない、頭が痛くなりやすい、だるい、辛いということであれば、この病気を疑ってもいいかもしれません」

   「立ちくらみやめまい」「顔色が青白い」「けん怠感」「乗り物酔い」「入浴後、あるいは嫌なことで気分不良」などの症状が続くときも、病院を受診しよう。中学生は小児科、高校生以上なら循環器内科や神経内科、睡眠に問題があれば睡眠外来へ。

周囲に気付いてもらえずストレス

   病気が判明し、治療を開始しても、周囲の理解不足で辛い思いをするケースもある。高校に入学して間もなく起立性調節障害を発症したあやこさん(仮名・18)は、通学する体力が続かず、高校を中退して通信制高校に入り直し、この春に大学に進学した。

   電車で移動する時は、バッグに障害や疾患があることを知らせる赤地に白の十字とハートマークが描かれた「ヘルプマーク」を付けているが、認知度は低い。電車の優先席に座っていたら、妊婦に席を譲った隣の女性2人組から聞こえよがしに「自分の子供には席を譲らないとダメよと教えていないと恥ずかしいわよね」などと言われたという。

   起立性調節障害はストレスが大敵。若く健康そうに見える人が優先席に座っていても、顔をしかめることのないように。

文   ピコ花子
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