2020年 11月 28日 (土)

福知山線事故を思わせる台湾の特急列車事故 ブレーキ制御を外して運転するとは!

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   おととい21日(2018年10月)、台湾で起こった特急列車の脱線転覆事故の詳細がわかってきた。明らかにスピードの出すぎでカーブを飛び出した列車は、8両全部が脱線、うち5両が横転した。ブレーキの異常作動に、運転士が緊急停止システムをオフにした可能性も出てきた。

   事故の瞬間を捉えた映像が凄まじい。現場は、駅にさしかかり本来減速するはずのカーブ。ここへ推定140キロで突っ込み、ホームの手前から先頭車が横転しながらカーブの外へ飛び出していた。2005年のJR福知山線の脱線事故さながらだ。

死者が18人で済んだのがむしろ奇跡的

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   また別の映像では、先頭車両が横に倒れながら、土煙を上げて跨線橋に接触して火花を散らす様子が捉えられていた。死者18人(負傷190人)で済んだのがむしろ奇跡といえる。

   福知山線事故では、飛び出した車両がビルに突っ込み、何台もの車両が押しつぶされたため、運転士を含む107人もの犠牲者を出したのだったが、今回事故では、列車の先に障害物がなかった。そのため先頭車両でさえ車両の形が保たれ、運転士も生存している。

   事故の30分前、運転士から「ブレーキがかかってしまう。異常に作動する。自動速度調整システム(ATP)をオフにしたい」との連絡が運転指令にあったという。事故後の調べで、ATPはオフ状態だった。

   しかし、鉄道アナリストの川島令三氏は「そもそもATPをオフにすることは、懲戒免職ものだ。システムに異常があれば、運行を停止すべき。運転士はATPをオフにして、遅れを取り戻そうとしたのではないか」という。

   小倉智昭キャスター「ブレーキが2度かかったという。何らかの異常があったのかもしれないが、制御システムを外すのは考えられない」

   中江有里(作家)「福知山線事故を思い出した。あの時は、運転士が急いだためだった」

   車両は、日本車両製造(愛知)が台湾鉄道に納入、日本では定評のあるもので、技術的な仕様は新幹線の「のぞみ」などと同じだ。システムの異常なのか、車両の異常なのかは、これから調べるというが、運転士の判断も関わってきそうだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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