2020年 10月 31日 (土)

羽生選手、松葉づえで表彰台 直前のケガでも強行出場した理由とは?

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   フィギュアスケートのGPシリーズ第5戦ロシア杯で18日(2018年11月)、表彰式があった。フリーの6時間前、公式練習で負傷した羽生結弦選手(23)は、松葉杖をつきながら滑らずに表彰台に上がった。

   またしても右足首を負傷してしまった羽生選手は、直前に構成を変える「対応力」で乗り切った。4回転ループを4回転サルコウに、4回転サルコウを4回転トウループに変え、右足に負担のかからないジャンプを冒頭にそろえた。

憧れの人の地で... 羽生選手の一途な想い

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   実は、直前の変更は大きなリスクもある。フィギュアスケート解説者の八木沼純子さんは「カーブやタイミングが変わってしまい、ズレが出てくる。ここまで構成を変えるのはなかなか難しい」と話す。そして「頭の中でずっと考えながら滑っていたのでしょう。でも、プログラム全体を見るとむしろステップなど緩急が増している気がする」と感心する。

   フリーを回避する選択肢もあったが、強行出場したのには羽生選手の深い「ロシア愛」が関係しているようだ。

   ロシアの皇帝、プルシェンコ氏は羽生選手にとって特別な存在だ。幼少期から髪型をマネするなどずっと憧れてきた。フリーの「Origin」はプルシェンコ氏の代表作「ニジンスキーに捧ぐ」をモチーフした曲。どうしてもロシアで結果を出したいという思い入れがあったのだろう。

   さて、ケガは全治3週間というが、3週間後にはGPファイナルが待っている。出場はできるのだろうか?

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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