2024年 5月 9日 (木)

定年退職で人生終わりじゃないぞ!「脱おっさん」でもうひと働き・・・5つのキーワードで変身

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

隣のお節介なおじさんでちょうどいい距離感

   大手飲料メーカーに35年務める宮澤敏行さんは7年前に役職定年になった。そこで、脱おっさん・おばさんのキーワードの「年下とうまくやる」「居場所を作る」にチャレンジしようと取り組んだのが「TOO」だ。「となりのおせっかいなおじさん」の意味で、社歴や役職にかかわらず相談に乗ることに社内での居場所を見つけた。

   守秘義務を守りながら社員全員と面談し、パイプ役になる。「評価権限がないからなんでも話しやすい」「ちょうどいい距離感」と応じてくれる若手社員もいる。宮澤さんは「社外での生き方も変わってきて、コンサートや演劇に足を運ぶようになった。まだまだ楽しめると気づき始めた」という。自分自身のモチベーションも高まり、最後のキーワード「学びをいかす」にも通じたらしい。

   石山教授は「いちど年齢意識をはずして同じ立場で平たく話せるようになると、かえって情報が集まる。頼りにされるようになる」と解説する。木下さんは「助けを求める人はけっこ多い。ただ、上から目線でアドバイスしてやるという態度はNG。いっしょに手足を動かしてくれる人が歓迎されます」と言い添えた。

   「自分もやってきたことを再認識し、一歩一歩やっていけば」(武田キャスター)ということか。「脱おっさん」は人も自分も活かすコンセプトであるらしい。

   *NHKクローズアップ現代+(2019年6月6日放送「人生100年時代"脱おっさん"で生き残れ」)

文   あっちゃん
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