2024年 4月 26日 (金)

アイルランドから大金星、ラグビー堀江翔太「死ぬほど練習したから自信になった」

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   ラグビーW杯1次リーグ第2戦が行われた28日(2019年9月)、日本代表は世界ランク2位のアイルランドに19-12と逆転勝ちし、初の決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

   この大金星は、日本のみならず世界中を驚かせた。ラグビー発祥の地、英BBCは「日本代表が新境地を開いた。史上最大の番狂わせをやってのけた」と報道。英ガーディアン紙も、日本代表のジャージの色にちなみ、「赤と白のジャージを着たオールブラックスに見えた」と称賛した。

勝因は「フォワード戦に押し勝った」「粘り強いディフェンス」

   元ラグビー日本代表で解説者の大畑大介さんは、今回のアイルランド戦を「ゲームプラン」と総括。「80分間を通して自分達がどういったラグビーをすればアイルランドに勝てるのかということを、全員がしっかりとイメージできていた」と話した。

   大畑さんは日本の勝因を2つ挙げた。まずはスクラムをはじめとするフォワード戦に押し勝ったこと。前半34分では得意のスクラムでプレッシャーをかけてこようとしたアイルランドに対し、逆にプレッシャーをかけ返してペナルティーを取るなど、前半から攻撃の芽をつぶしていった。

   2つ目は粘り強いディフェンスだ。中でも象徴的だったのが、後半24分、姫野和樹選手がジャッカルを仕掛けて相手の身体ごとボールに絡みつき、アイルランドから反則をとったシーン。ジャッカルとは相手にタックルしてボールが地面に着く前に奪う技だが、あえて反則を誘うことで連続攻撃のピンチを防いだ。

   「この時はまだ4点差だった。ピンチの時は気持ちの焦りから、どうしても反則に繋がってしまうのですが、全員が規律正しくタックルしたらすぐに戻って、チャンスあれば一気にジャッカルに入るという、運動量とチームの意識の高さがこのプレーにつながった」と大畑さん。

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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