2019年 12月 13日 (金)

大企業・関電幹部が田舎町の助役になぜ頭上がらなかったの?金品受け取ったら一蓮托生

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   福井県の高浜原発に関連して、関西電力の幹部20人が高浜町の元助役・森山栄治氏(今年3月死去)から3億2000万円の金品を受け取っていた事件で、きのう2日(2019年10月)に関電の八木誠会長と岩根茂樹社長は会見で、受け渡しの様子を一部明らかにした。

   森山氏と面談、会食した際に、手土産や昇進祝いなど菓子包みの下に金貨や小判が入れてあったり、郵送もあったという。断ろうとすると、森山氏は「なぜ志を返却するのか、無礼者」などと激昂し、「お前の家にダンプを突っ込ませる」「娘が可愛くないのか」などと脅されたという。

   森山氏は元京都府職員から高浜町に移り、原発誘致では地元の取りまとめに当たった。助役をやめた後も町政に関わり、役所内では「Mさん」と呼ばれ恐れられていたという。

原発に限らない金品授受

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   それにしても、原発を作る側が金品を受け取るというのもおかしな話だ。八木会長らは、森山氏関連の会社に特段の便宜を図ったことはないといい、金品の提供については「自己顕示欲」ではないかとしている。ただ、森山氏がすでに死亡していることから、「死人に口なし」は確か。八木氏らは「辞任」を否定している。

   司会の加藤浩次「20人が3億円受け取って、それだけ? 納得できない」

   元通産官僚の石川和男氏は「この金額は、原発で動く金に比べたら大した額ではありません。原発に限らず、道路、ダム、都市開発など補助金事業にはつきもので、こうした取りまとめ役の存在はいわば阿吽の呼吸。程度の問題だ」という。

   高浜町の財政は105億円だが、うち52億円は国、県の交付金や補助金だ。

   石川氏「交付金・補助金は、国策に乗ってくれてありがとうというもの」

   モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「森山さんの好き嫌いで、ことが左右するんだと、本当に地域にプラスになっているのかどうか」

   下川美奈(日本テレビ報道局社会部デスク)「不適切だが違法ではないといいますが、不適切という段階でなんとかすべきだですよ。贈った方が死んじゃってると、刑事罰は難しい」

   石川氏「氷山の一角です。政策を進める立場からは、こういう人がいないと困るんです」

   加藤「これでいいんですか」

   石川氏「助役は選挙で選ばれるんじゃないんです。だから、政治家がしっかりしないといけない」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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