2020年 1月 26日 (日)

最近、市街地に出没するムクドリの大群 タカやミミズクの天敵活用で追い払おう

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   「フンがすごい」「鳴き声がうるさい」。ムクドリの大群のことだ。全国各地の自治体や住民が被害を訴えているが、天敵活用で取り組んでいるところがある。活躍しているのは、タカやミミズクだ。

   三重県四日市市では、市街地の木立に群がっているムクドリの中に一羽のタカが向かっていくと、ムクドリはパニック状態になり一斉に逃げていく。タカは時速80キロを超えるといわれる。鋭い爪とくちばし。ムクドリには脅威そのものだ。見上げていた人たちも「凄い」とその効果に驚きの声を上げる。

郊外より市街地の方が安全なので増えている

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   ムクドリを追い払う鷹匠の女性は「このタカは行け、行けというか、物おじしないような感じです」と話す。

   横浜市の戸塚駅前では鉄塔にムクドリが群がっている。追い払うのはミミズクだ。愛くるしい見た目とは裏腹にムクドリを食べる猛禽類だ。夜行性なので暗闇でも獲物を狙うこともできる。ミミズクが近づくだけでムクドリは逃げていく。

   ムクドリはなぜ市街地に増えているのか。鳥の生態に詳しい信州大学の中村浩志名誉教授は、「市街地は人や車が絶えず行き来し夜も明るく、夜行性の天敵がいないため安全。郊外に比べ冬でも暖かいので快適に過ごせる」と説明する。対策について、「一つの自治体が追い払っても隣接する自治体に逃げるだけ。自治体同士で連携した対策を講じないと根本的には解決しない。そして、ムクドリに市街地が『安全・快適でないこと』を教え、郊外をねぐらとする以前の習性に戻す必要がある」と提言する。

   司会の羽鳥慎一「郊外の方が安全かと思ったら、市街地の方が天敵がいなくて安心なんですね」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ムクドリは群れをつくるのが元々の習性なんだそうです。人間は怖いということを教えるのが重要です」

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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