2019年 12月 16日 (月)

大地震「家の中でのけが」防げ!負傷の半分は家具・家電の下敷き――段ボールで転倒防止

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   NHKは今週は「首都直下地震ウイーク」ということで、近江友里恵キャスターが「番組を見ながら、みなさんにやってもらいたい防災対策をお伝えしていきます」と伝えた。

   面倒くさい、大丈夫だろう、見た目が悪くなるなどと、家の防災対策は怠りがちだが、阪神淡路大震災で負傷した約4万4000人のうち、原因は「家具・家電製品の下敷き」は46%、「ガラス・金属・建築構造物の破片など」25%だった。家の中の対策をしっかりしておけば、かなりのケガが防げるのだ。

   倒れてきて怖い家具のひとつが本棚だ。転倒を防ぐため、棚と天井の間に突っ張り棒を入れている家庭も多いだろう。たしかに転倒防止の効果はあるのだが、「実は、棚を固定すればするほど中身が飛び出しやすくなるんです。中身が飛び出してケガをする方がリスクとしては高いんです」と危機管理アドバイザーの国崎信江さんは指摘する。

   中身の飛び出しを防ぐには、棚板のふちに両面テープを貼り、その上に100円ショップなどで売っている滑り止めシートを貼る。千葉科学大学の実験では、震度6強の揺れで、滑り止めシートを貼っていなかった棚からは本がすべて飛び出てしまったが、貼っていた棚からは1冊も飛び出さなかった。

   本棚の転倒防止には中身の配置も重要だ。国崎さんは「基本的に家具は重心を低くすると倒れにくくなります。下に重いもの、上にいくに従って軽いものを入れてください。3段の本棚なら、重さの比率を上から1:2:3を目安にものを置いてください」

家具と天井との間をピタリ埋める

   本棚やタンスなどの転倒対策は、突っ張り棒がなければダンボールで代用できる。防災機器検査協会の内藤昌彦さんのアドバイスは、段ボールを家具の上に積んで天井との間をぴったり埋めるように置くというもの。実験では、震度6強の揺れでも家具が倒れなかった。「夏であれば冬服、冬であれば夏服を詰めて、段ボール自体は強度が強くないのでしっかりと封をしてください」

   国崎さん「ただ、段ボールなので、一度大きな地震の揺れを受けると強度が下がります。あくまでも1回きりと考えてください」

文   ピコ花子
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