2020年 5月 26日 (火)

バカと阿呆の寄り合い所帯「安倍内閣」首相は発作的に学校を閉鎖し大臣や補佐官はゴルフや資金パーティー

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   きょうは書きたいことがいっぱいある。長くなってしまうな。日本中がコロナ一色である。テレビ朝日系の朝の「モーニングショー」では、玉川徹コメンテーターが、これでも「まだ日本人は危機感が足りない」としたり顔でいっていたが、多くの日本人がマスクやトイレットペーパーを狂ったように買い漁っているのに、これ以上何をしろというのか。

   同番組の金曜日で、長年コメンテーターをやっている元騎手の女房・吉永みち子は、けさ5日(2020年3月)のスポーツニッポンの連載コラムで、「日本の不幸は、安全や安心を担保してくれる原子力規制委員会や政府を信頼できないこと」だと書いている。だが、私は、この国の不幸は、ワイドショーのコメンテーターがどいつもこいつも、権力にはっきりものをいわないことだと思う。

   発作的に学校閉鎖をいい出した「安倍のアホ」に、日刊スポーツは「安倍政権ふざけるな!!」と書き、非公式の東北のウイルス検査実績を根拠に、26日の夜、地元仙台でパーティーを開催した秋葉賢也首相補佐官に、「クソ側近」と東スポは吠えた。

   週刊文春は2月29日、茂木敏充外相がお友だちとゴルフに興じていたと報じている。武田良太国家公安委員長も、秋葉と同じ日に政治資金集めのパーティーをやっていたそうだ。この政権は「バカと阿呆」の寄り合い所帯なのだ。朝日新聞や東京新聞も、1面で「安倍政権は狂っている」と書いて見ろ。流れはあっという間に変わる。

   安倍がなぜ学校を休校したのかについて、会見を開いた。役人の書いた文書を読み上げ、幹事社の質問にだけ答えて、わずか25分で退席してしまった。会見に出ていた江川紹子が、「質問がある」と大声を上げているのに無視したと、ツイッターか何かで書いていたが、私には、彼女がなぜ怒るのか理解できない。大昔から、記者会見とはそういうものだ。会見場にいる記者たちは、大昔からただの木偶の坊だったのだ。雑誌やフリーの人間がいくら批判しようと、何一つ変わらないのだから、今更驚くことなどない。

   東京新聞の望月衣塑子を追ったドキュメンタリー「i新聞記者」の中で、ジャーナリストの神保哲生が総理会見について、「結局、何も変わってない」と呟く。望月一人の力では何一つ変えられないのである。いっそ、逃げる安倍に、脱いだ靴でも投げつけたらいい。その場で逮捕されるだろうが、法廷で「記者会見と知る権利」について堂々と論じればいい。そうすれば会見が少しは変わるかもしれない。

不倫コンビ「和泉洋人首相補佐官・大坪寛子」が新型コロナ対策の事務局仕切り!?こりゃダメだ

   週刊文春、週刊新潮は、今週も後手後手に回っている安倍政権のコロナ対策批判を繰り広げている。最近の安倍は菅や萩生田などのいうことを聞かず、今井尚哉首相秘書官と北村滋国家安全保障局長のいいなりだという。

   安倍は「緊急事態宣言」を出したいと焦っているが、週刊文春によると、日本には2015年にアメリカの国立衛生研究所を模範にして日本版がつくられているという。ここが医療戦略の司令塔になるべきなのに、事務局が健康・医療戦略室で、室長があの和泉洋人首相補佐官で、次長があの大坪寛子という「老いらく不倫」コンビなのだ。和泉は医療行政を理解せず、大坪は和泉の虎の威を借りて頓珍漢なことをやり放題。安倍の周りにはこんな人間しかいないから、コロナ対策を突然いい出し墓穴を掘るのだ。

   新型コロナウイルスは、いまだに感染源も見つからず、有効なワクチンもできていない。そんな中で、朝日新聞DIGITAL(3月3日16時43分)が、ぜんそくの吸入薬が有効な可能性があると報じた。神奈川県立足柄上病院などのチームが患者3人に使ったら、症状が改善したというのだが、私は、こうした報道は危険だと思う。

   ぜんそくで困っている高齢者は多い。その人たちが、コロナと勘違いしてぜんそく薬を大量に使うとどうなるのだろう。コロナでパニックになっている日本人が、ぜんそく薬を買い漁るかもしれない。日本人は、情報の真偽を確かめずに噂を真に受け、一つの方向に突っ走る民族性である。

   安倍が小中高校を休みにするといっただけで、日本中の盛り場から人が消え、公園で子どもたちと団欒をしている家族を見て、「あれだけいっているのに、あんなところで子どもを遊ばせるなんて」と非難する国民なのだ。

   桜の満開が近い。毎年、隅田川の土手で、桜を見ながらコップ酒を呑むのが楽しみだが、今年は、そんなことをしていると通報されて、警察官に逮捕されるかもしれない。政治屋も役人も国民も、一億総バカ化する春である。

萩生田光一文科相もマカオで「夫人連れカジノ接待疑惑」地検特捜部は重大関心

   週刊新潮は、そのバカ化の元締めの一人、萩生田光一文科相に香港の大手カジノ業者からの「接待疑惑」があると報じている。時期は2018年8月9日。日本で「カジノ実施法」が成立した直後である。萩生田の肩書は自民党幹事長代行で、超党派の「カジノ議連」の事務局長。

   <ちなみに自民党の秋元議員に賄賂を渡したとされる中国企業『500ドットコム』社は、カジノ実績もないような小さな会社で、『日本カジノ参入』が実現する可能性は限りなくゼロに近かった>(週刊新潮)

   ところが、萩生田をホテルの玄関口で迎えたのは、香港に本社がある大手カジノ業者「ギャラクシー・エンターテインメント・グループ」の日本法人の最高責任者テッド・チャンとホテルの総支配人岡部智である。岡部は電通時代から萩生田と知り合いの仲。テッドは、カジノの世界で名を知らない者はいないほどの有名人だという。

   萩生田はカミさん連れで、地元の有力後援者夫婦も一緒だった。萩生田はマカオのフェリーターミナルから黒塗りのワゴンに乗り込んでいるが、週刊新潮が調べたところによると、これも「ギャラクシー」所有だという。

   萩生田は週刊新潮に対して、「秋元と同じ構図ではない。カネは自分で払っている」と話している。この接待疑惑、当然、東京地検特捜部も関心を持って読んでいるはずだ。安倍政権にとどめを刺すスキャンダルに発展するか、見物である。

一億総健忘症に罹ったすべての日本人に読んでほしい――中国人作家・閻連科の警鐘「消し難い烙印を覚えている人になろう」」

   ところで、今週のニューズウイーク日本版を読んだろうか。ここに中国人作家・閻連科(イエン・リエンコー)が、彼が教えている大学の学生に語った文章が掲載されている。これが素晴らしい。いくつか紹介しよう。

   中国で新型コロナウイルス感染拡大を警告し、自らも感染して死んだ李文亮眼科医のことを、「李のような『警笛を吹く人』にはなれないのなら、われわれは笛を聞き取れる人になろう」と話す。

   「本当のことをいえば処分を受け、事実は隠蔽され、記録は改ざんされ、やがて人々の記憶から忘れられていく」「われわれが身を置く歴史と現実の中で、個人でも家庭でも、社会、時代、国家でも悲しい災難はなぜ次から次へと続くのでしょうか。(中略)人として――幾千万もの庶民あるいは虫けらとして――われわれには記憶力がなさすぎるのです」

   「記憶のないものは、本質において、かつて生命を断ち切られた丸太や板であり、未来は何の形になるのか、どんなものになるのかは、のこぎりとおの次第なのです」「われわれが個人の記憶力と記憶を持っていたからといって、世界と現実を変えることなどできないかもしれませんが、少なくとも統一された、組み立てられた真実に向き合うとき、心の中でひそひそとささやくことはできます。『そんなはずはない!』と」

   李のような人になれないなら、「大声で話せないのなら、耳元でささやく人になろう。ささやく人になれないのなら、記憶力のある沈黙者になろう」。新型肺炎の起こり、蔓延、近くもたらされるであろう「戦争の勝利」の大合唱の中で、「少し離れたところに黙って立ち、心の中に墓標を持つ人になろう。消し難い烙印を覚えている人になろう」

   一億総健忘症に罹った日本人は、ニューズウイークを買って全文読んでほしい。日本の知識人と呼ばれる「穀潰し」たちよ、今の日本を貶めている政治屋、役人、メディアに、閻のような力のある、心の底から人を感動させる切実な言葉をなぜ吐かないのか。今いわなければ、お前たちの存在理由は永遠にない。

志らくに「別れた方がいい」と言ったことがあったが・・・・もう、あきらめているのか。女房・酒井莉加は前にも重大な裏切り!

   ガラッと話は変わる。立川志らく(56)という落語家がいる。生温い毒舌で売り出し、TBS系の朝の「グッとラック!」で司会をしている着物姿の男である。こやつの再婚したカミさんを酒井莉加(38)という。この人妻・莉加が、志らくの弟子の立川うおるたー(25)と、小さな自動車の車内で、「男の股間に顔を埋めた。頭が上下すること数分」ってなことをやっていたのを、週刊文春がしっかり写真まで撮りながら、見ていたというのだ。

   弟子は、志らくが地方へ行っている日は彼女の自宅に泊まっていて、仲間内では知らないものがいないほど「公然の仲」なんだそうだ。知らぬは亭主ばかりなりか。ところが、この人妻、今回が初めてではないそうだ。4年前にも別の弟子に惚れ、猛烈にアタックして"愛人"にし、寵愛していたが、亭主の耳に入り、破門されたそうである。

   週刊文春は志らくを直撃する。すると、彼は「妻のことは信じているし、まあ、この程度のことだったらば、夫婦の絆は壊れない。酒飲んでいきすぎただけのこと。離婚とかにはならないんで」。大らかにこう答えている。けさの「グッとラック!」でも、自らこの問題に触れて、「離婚することは1億%ない」といっていた。

   ここでひと言。私は、志らくと莉加、共によく知っている。週刊文春でも触れているが、私が講談社にいるとき、ネットマガジン「Web現代」を創刊した。その時、ここからアイドルを売り出そうと思い、つくったグループが「リンクリンクリンク」である。莉加はその中の一人だった。芸能界には長く、アイドルになりそこねた女の子だった。

   立川談志師匠の連載をやっていた関係で、志らくのページもつくり、担当編集者が2人を引き合わせ、その後結婚する。亡くなってしまったが、志らくが所属していた「立川企画」の松岡由雄社長に頼まれて、志らくの落語会をやったり、彼がつくった映画のプロデューサーに名前を貸したりした。

   2人は、私が何を書くのか心配しているかもしれない。2人の結婚生活、莉加の母親と志らくとの確執、莉加の裏切り、病気など、ある時期の志らくと莉加を近くで見てきた。彼女が重大な過ちを犯した時、松岡と私は志らくに、「別れたほうがいい」といった。彼の心は揺れたようだったが、別れずに、子どもも授かり、幸せにやっていると思っていた。きのうの夕方、文春オンラインを見て驚いた。志らくが「別れない」というのは本心からだろう。彼女を愛しているというよりも、「諦めている」といったほうがいいのではないか。

   私は、彼がテレビでチャラチャラしているのはもったいないと思っている。若く見えるといっても50半ばである。落語家として何を残せるのか、談志の後継者になれるのか、今が落語家として一番大切な時期である。これを機に、一人になって、テレビも離れ、落語だけに打ち込んでみたらどうか。落語はうまいが、器用すぎるために、これが志らく落語だという芯がない。才能があっただけに、今の志らくを惜しむ。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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