2020年 4月 2日 (木)

「麒麟がくる」竹千代の健気さと信長との鬼気迫るやりとりに「ゾクゾクする」と絶賛の声!駒の隠れた能力に「忍者になるのか?」

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   長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(写真・NHKホームページより)の第10回「ひとりぼっちの若君」が22日(2020年3月)に放送され、平均視聴率は16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。前回から1.5ポイント上昇し、だんだん盛り上がってきた。

   好調の理由は、信長(染谷将太)や、のちに家康となる竹千代(岩田琉聖=りゅうせい=君)といった戦国のスーパースターたちが、それぞれ持ち味を発揮して登場してきたことにあるようだ。第10回では、今川義元(片岡愛之助)が尾張の国境に侵攻。今川は、織田信秀(高橋克典)の庶子・信広を生け捕りにして、人質として置かれていた三河松平家の嫡男・竹千代の引き渡しを要求するという物語だった。

「狂気を秘めた信長が、竹千代に一目置いたのもよくわかる」

   竹千代は、後の天下人としての片鱗を見せるシーンがあった。信長が竹千代の父・松平広忠を討ったことについて、竹千代は「父上は今川義元に付いたのです。それゆえ討ち果たされたのは致し方ないことと思うています」ときっぱり。さらに、「今川は敵です。いずれ討つべきです。その敵の懐に入り、見てみたいと思います。敵を討つには敵を知れと申します」と言い放ったのだ。

   ネット上では、竹千代の賢さと命を張った信長とのやりとりに「ゾクゾクした」「鳥肌が立った」と称賛の声が集まっていた。

   「子供でも確固たる信念を持って信長と渡り合おうとする竹千代が健気だ。将棋の描写から『焦点の歩』という言葉が浮かぶ。捕らわれの血縁の将、信広と、幼き故、掌中の駒としてやり取りされる身の竹千代。信長は将棋に絡めて竹千代を睨み、その竹千代は血の怨みよりも宿業に自身の器を語る事となった。光秀に戦術を見出し、竹千代の覚悟に戦略を見る信長。信長は将棋を楽しむ様な表情をしながら、頭脳の中では冷徹に三河の行く末を、今川との大局を睨んでいた。それを静かに天井から聴く菊丸。そして桔梗紋を想う駒ちゃんの覚悟は?とても長い序盤ですが、丁寧に必然を描いていた」

   「私は家康が好き。三河の武士たちが人質に取られている幼き主君のため、命がけでよそ様のために戦い、ひたすら三河に主君を迎える日を待ちわびる姿が好きなのだ。なので、屋根裏から若君を見つめる菊丸の、あんなちょっぴりのシーンにジジーンときてしまう。ところで、竹千代がいくつなのかも気になる。テロップ入れてくれないかな。今、竹千代8歳、信長15歳、光秀は21歳、駒20歳とか。感情移入しやすくなるのだが」

   「本日の主役は竹千代。見方によっては、日本史上最も成功した男家康だけに、幼き頃から天才子武将だった? さすがに竹千代が出来過ぎ君で、作りすぎの感もあったが、ドラマ的には帰蝶も含め、あの場にいた4人の思惑を感じさせ、それぞれのこれからも垣間見える良い場面だった。狂気を秘めた信長が、幼き竹千代に一目置いたのもよく伝わってきた」

   「今回のハイライトは竹千代と信長が将棋をするシーン。できれば盤上からの映像がほしかった。将棋が好きなので。空気がピリッとして抑えたBGMも良くて見応えありました。この子が後に風間俊介くんになることに妙に納得。頭が切れる者同士の会話ってワクワクする。この時は仲良しだったんですね」

「信長が帰蝶への土産に野の花を渡すシーンにときめいた」

   また、今回いっそう染谷将太演じる信長の凄みが伝わってきたという声が多い。

   「染谷信長、巧み。ポーカーフェイスのようで、わずかな目つき、表情の変化だけで、若き信長の奥深さを感じさせる。『自分が何者かわからぬ』。それは、突如激高したりする己の感情の激しさに、信長自身が戸惑っているのかも。今は10代信長の役作りをしているだけで、これから顔つきだけでなく、体型さえも変えてくるかも。夏以降はたぶん魔王かモンスター。いやシンゴジラ?」

   「信長が帰蝶へのお土産に野の花を渡すシーンにときめきました。川口春奈演じる帰蝶と染谷信長の相性の良さが半端ない。本当に夫婦みたい」

   「染谷信長いいなあ。実際に対面して会話するとこの人相当怖いと思う。セリフの間の取り方がすごい。彼が少し黙った瞬間は思わず『ヤバい、俺今ひょっとして地雷踏んだのか?』とヒリヒリする感じ。釣りの話の時も一瞬で表情が変わっていた。とにかく信長が登場すると全部彼に持っていかれる。光秀のことは気に入ったらしい。しっかり翌日のアポ取ってたな(笑)」

   「竹千代との将棋のシーンも良かった。幼くして、相手の心がお見通しの若君様。メンタルで苦労しているから、大人以上に大人だ。それに比べ、信長は、十兵衛が釣りについて聞いたら、母に褒めてほしかった話になったところが面白かった。同じ天下人でも、まだ小さいのに大人として生きる竹千代と信長の対照的なところも、二人の違いを感じて面白かった」

「化け物ばかりの戦国時代、普通の人光秀はどう生きる?」

   こうした竹千代や信長にすっかり「主役」を食われた形の明智十兵衛光秀の今後を心配する声も目立つ。

   「信長のくるくる変わる機嫌と人格が怖い。染谷くんの演技のそら恐ろしさ、それに押し負けない竹千代の岩田琉聖くん、信長と竹千代のピンと張りつめた空気の前では十兵衛が吹けば飛ぶような存在だ。中間管理職の哀愁さえ感じる。十兵衛は生真面目で堅くて普通の人だ。斎藤道三といい、織田信秀といい、松永久秀といい、化け物ばかりの中で普通の人がどう生きるのか、取って喰われないようにしながら自分らしさをどう貫くのか。スーパースターが主役ではない、面白い切り口の大河だと思う」

   「狂気を秘めた染谷さん信長と、清潔感がありまっすぐな長谷川さん光秀。その対比が見事。そうあってこそ今後の両者の関係性が際立つのだと思います。信長の前では長谷川光秀が霞むという意見が多いですが、長谷川さんもなかなか良い味を出しています。光秀の繊細な感じを上手く演じていると思う」

   一方、駒(門脇麦)も旅芸人の女座長・伊呂波太夫(尾野真千子)と再会によって、意外な能力を持っていることがわかった。ここから、駒はくノ一(忍者)になって光秀を支えるのではないかと見る人が目立った。

   「隠れていた能力、明智家(桔梗の紋)への恩、光秀への思慕、菊丸との気のおけない仲......駒ちゃんは光秀の影となって、お側にいる事を選ぶのかもしれないですね」

   「駒をここまで出し続けるのは、いずれくノ一(女忍者)に成長し、家康の伊賀越えか光秀の逃避行に重要な役割を与えるストーリーになるのでしょ。体術も優れているようだし」

   「同感だ。伊呂波太夫もスパイ活動をやっているのかな。東庵先生との会話が探り合っているようで、なんか妙だったよね」(テレビウォッチ編集部

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