2020年 10月 24日 (土)

全面お約束のワンパターン・ドラマ。雑巾の川さらいに全員出動とは。お客の高齢者をバカにした内容だ
<警視庁・捜査一課長2020 第9回>(テレビ朝日系)

   ネタ切れも極まれり。今回の内容はあほらしくて、終りまで見るのが苦痛だった。ある会社の庭で経理部長の死体が半分うずまって発見される。頭を殴られたらしい。早朝5時頃の犯行とわかる。その時に社内には5人位の社員がいて、女社長も怪しい。死体のあった穴には、ジュラルミンケースに大金の埋蔵金が入っていたとか。

   何があほらしいといって、捜査1課とは、警視庁の最重要捜査班に違いないのに、たった1枚の古雑巾を探すために大勢で川さらいをするのだ! 疑われた女社長は犯人ではなく、若いころ家庭的に不幸せで、ばあちゃんが縫ってくれた雑巾のエピソードがあったのだが、思春期にグレた彼女を諫めてくれたものが雑巾だった。どうやら石を雑巾に包んで頭を殴って殺したと思われ、女社長が疑われるといけないと、社員が雑巾を川に捨てたのである。

   一課長の大岩純一(内藤剛志)は400人のヒラから叩き上げた課長で、一人娘を亡くし、妻・小春(床嶋佳子)と猫を可愛がるお約束の場面が毎度。だから、視聴率はいつもいい(今回は12.5%)。部下の平井真琴(斉藤由貴)や管理官の小山田(金田明夫)、奧野細道ならぬ奧野親道(塙宣之)というふざけた名前の運転手刑事など、登場人物の名前も覚えられない高齢者ファンのために全面ワンパターンの極み。放映が午後8時とは、正に年寄り向けの時間帯。しかし、こうリアリティのない内容では、総白痴化の推進ドラマだ。(放送2020年7月2日20時~)

   (黄蘭)

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