2020年 12月 3日 (木)

女性たちの共感を集めた「Mother」「Woman」演出したのは日テレが誇る水田伸生君

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   水田伸生君は、日本テレビが誇る演出家です。連続テレビドラマに限らず、「舞妓Haaaan!!!」等の映画監督として、「七転抜刀!戸塚宿」等の明石家さんまの舞台演出家としても活躍しています。

   水田君の連続テレビドラマでは、先ずは2010年に日本テレビの水曜22時から放送された「Mother」があります。これは、完全オリジナルストーリー。脚本は坂元裕二による書き下ろし作品です。テーマは現代を生きる女性の「母性」で、キャチコピーは「母性は女性を狂わせる」でした。

   主演は松雪泰子で、産休の小学校教師の代理として1年生を受け持つことになり、教え子の芦田愛菜に懐かれます。初めは彼女を疎ましく思ったのですが、会話をしていく中で徐々に気になる存在となっていきます。

   芦田愛菜が母親から虐待を受けていることに気づき、ある夜、ゴミ袋に入れられ放置されていたのを、助けたことをきっかけに彼女の「母親」になることを決意します。

   芦田愛菜の可愛らしさと、その可愛らしさに狂わされた母性を演じる松雪泰子に、共感を持たざるを得ないのです。

感動した母娘のシーン! 引いた絵で見せた満島ひかりと田中裕子の後ろ姿

   次に紹介するのは、2013年に日本テレビの水曜日22時から放送された「Woman」です。キャッチコピーは、「わたしには、命をかけて守る命がある。」

   脚本の坂元裕二他、2010年の「Mother」と同じスタッフのオリジナル作品です。主演は、満島ひかりで、夫を事故で亡くし2人の子供を抱えるシングルマザーです。子供たちへの愛情を活力に必死で働くも、生活は困窮します。そして、生活保護申請をきっかけに、かつて自分を捨てた実母の田中裕子と再会し、さらに自身の難病の発覚、夫の死の真相と辛い出来事が降りかかってきます。

   満島ひかりは、困難を乗り越え家族と共に生きることを誓い、そして、田中裕子との母子関係も少しずつ取り戻していくのです。

   色々な過程を経て、満島ひかりと田中裕子が台所で一緒に洗い物をする姿を、後ろからの"引いた"絵で撮った水田君の演出に感動を覚えました。

   水田くんは、映画のスタイルでドラマを撮る(ワンキャメラで撮る)演出家です。日本テレビには珍しく面白い男で、制作発表会でも"ウケる"のです。その一方で、視聴率に厳しく、自分の演出が他人に伝わっているかを、冷静に検証しています。

渡辺弘(わたなべ ひろし)
渡辺 弘(わたなべ ひろし)
1952年生まれ。東京大経済学部卒業。1976年に日本テレビに入社し、制作局CP、ドラマ制作部長として番組づくりの現場で活躍。編成局長、制作局長、取締役報道局長、常務・専務を歴任した。「マジカル頭脳パワー!!」「THE夜もヒッパレ」「「スーパーJOCKEY」「24時間テレビ」などヒット番組をプロデュースした。 現在は「情報経営イノベーション専門職大学」客員教授。映像会社「2501」顧問。
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