2024年 4月 20日 (土)

夏は肌出すのに背中&胸元にブツブツ!市販治療薬まちがえるといよいよ悪化

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   三上大進リポーターが「この季節、背中や胸が痛がゆい。そんなお悩みについて解説していきます」と取り上げた。夏は汗をかき、そこから雑菌が繁殖することで、背中や胸元にブツブツができやすくなる。ブツブツには3種類あり、治療法を間違えると、いよいよ悪化してしまう。

   一つ目のブツブツは「ニキビ」。毛穴に皮脂が詰まり、アクネ菌が繁殖して炎症を起こしている状態だ。二つ目は「マラセチア毛包炎」。肌の常在菌が繁殖して炎症を起こす。三つ目は「あせも」。汗腺が詰まって起きる炎症だ。

   皮膚科医の吉田貴子さんが見分け方を解説した。「ニキビは、炎症のない白または黒い状態から、炎症のある赤、黄色の状態まで段階があります。マラセチア毛包炎はニキビと同じように赤いですが、はっきり盛り上がった形で、なかに膿みを持っていることも多いです。あせもは出る発疹の数が多い」

   三上リポーター「ニキビは押すと痛い、マラセチア毛包炎とあせもはかゆいというのが特徴です」

お風呂ではまず洗髪

   ニキビとあせもなら市販薬で治る。ニキビには「アクネ菌に作用する」と書かれているものや、有効成分に「イソプロピルメチルフェノール」「イオウ」などの表記がある塗り薬を使う。あせもには「ジフェンヒドラミン」「グリチルレチン酸」などが含まれた薬を使うとよい。

   三上リポーター「マラセチア毛包炎は、市販の薬で『これが効きます』とうたっているものが見つけられなかったので、『これマラセチアかな?』と思ったら皮膚科を受診するようにしてください」

   予防のポイントは「お風呂」「保湿」「日焼け止め」の3つだ。「お風呂に入る時は、頭を洗った後に体を洗うようにしてください。洗い残しが毛穴に詰まると炎症の原因になってしまいます」(三上リポーター)

   吉田さん「日焼けした肌はとても敏感で、刺激に弱い状態です。基本は日焼けしないようにして、日焼け止めをしっかりつけてください。日焼けの後や洗った後はしっかり保湿をしてください。大前提として、肌が蒸れた状態にならないように、汗をかいたらすぐ拭き取るのが大切です」

文   ピコ花子
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