2024年 4月 26日 (金)

コロナ禍では葬儀もオンラインに! 「リモート読経」配信、ネットで香典や供花もできる。望めば故人の顔写真も配信してもらえる

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   きょう7日(2020年10月)のあさイチは「コロナ禍で変わる葬儀・みとり」特集だった。

   120の葬儀社を対象に行われた「増加したと思う」葬儀についてのアンケートで、通夜を省いた「一日葬」、火葬のみを行う「直葬」が、ことし4月以降から増えていることがわかった。特に直葬は、緊急事態宣言が出た4~5月は3月以前の4倍以上に増えたという。

   葬儀の簡略化が進む中、できれば多くの人に故人をしのんでほしいと考える人も少なくないだろう。そんな時代に注目を集めるのが「オンライン葬儀」だ。

   都内の葬儀会社では、ことし4月から葬儀の様子をライブ配信するシステムを導入した。通常の葬儀の料金に3万円追加すれば利用でき、スマホやパソコンがあればどこからでも参列できる。読経は寺からライブ配信され、供花や香典もネット上で行える。これまでに100組以上が利用したという。

   8月に父親の葬儀を行った井上大輔さんは、親族の多くが遠方に住んでいるためこのサービスを利用したと語る。

   井上さん「親戚に高齢の人が多く、遠方でどうしても来られない、行くこと自体が困難な親戚がいて悩んでいたので、オンライン葬儀を使って皆さんにご参加いただいて父を見ていただけたのがよかったなと思います」

オンラインだと極楽浄土に行けない?「仏様はそんなに器が小さくないですよ」

   博多大吉キャスター「言葉だけ聞くと、お葬式をオンラインで?えっ?と思うけど、今の状況ですし、何よりこういうことが遺族の方の心を落ち着けることになっていくんですね」

   看護師・僧侶の玉置妙憂さん「オンラインだったら極楽浄土に入れてあげないよなんて、仏様はそんな器が小さくないです。大事なのは葬儀として集まるということではなくて、送る側の気持ちだと思うんです。オンラインだろうがお集まりいただこうが、送る側の気持ちが整えばそれでいいんだと思います」

   小林孝司アナウンサー「遺族の方が望めば、亡くなった方のお顔を撮影して配信することも行っているそうです。取材した葬儀会社では、オンラインを使った葬儀や法要が全体の1~2割ほどになっているということです」

文   ピコ花子
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