2020年 11月 25日 (水)

広がる「あだ名禁止」はイジメ防止になるのか? 「しょこたん」中川翔子さんは「あだ名に救われました」と反対だ

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   今、クラスメートを「あだ名」で呼ぶことを禁止する小学校が増えている。その理由はイジメにつながるから。しかし「あだ名禁止」をルール化することには疑問の声もある。

   茨城県水戸市にある水戸英宏小学校では、子どもたちは授業中だけでなく、休み中もお互いを「そうすけさん」「ゆりさん」などと「さん付け」で呼び合う。

   野淵光雄教頭はその理由について「あだ名で呼び合うことによって差別化が生まれ、スクールカーストにつながってしまう。イジメが発生しやすい状況を作ってしまうんです。でも、さん付けで呼び合うと子ども同士の関係が対等になるので、お互いを尊重し合う関係になる。開校から大きなイジメが発生したことは1度もありません」と話す。

「ニックネームで親近感や連帯感うまれる」と推奨する学校も

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   一方で、積極的にあだ名を推奨する学校もある。長野県にあるグリーン・ヒルズ小学校では、児童間だけでなく、教師に対してもあだ名だ。

   田中節子副校長は「みんなで呼ばれたい名前、呼びたい名前を相談します。ニックネームで呼び合うことで親近感や連帯感が生まれます」と話す。「〇〇さんと呼べばイジメがなくなるという問題ではない。物を取り合ったりしている時、呼び方がニックネームから呼び捨てになりケンカ腰になるということあります。教師が『本当にいい呼び方だったのかしら?』と問いかけ、クールダウンして考えてもらいます」と話す。

   「しょこたん」というあだ名でおなじみの中川翔子さん(35)は、中学時代「ゲロマシーン」と呼ばれ、イジメを受けた経験がある。ストレスで吐いてしまったことがきっかけだ。今もその傷は癒えておらず、乗り越えられていないと言う。

   しかし中川さんは「あだ名禁止」には反対だ。つらい思い以上に、あだ名に救われた経験があるからだ。「『しょこたん』というあだ名に感謝しています。多くの人に知ってもらうことができたし、今の子どもたちも『しょこたん、がんばれ!』って言ってくれる」と中川さん。「あだ名=イジメではない。問題は攻撃する人がいる状況。そこに先生がもうちょっと個別に向き合えないのかな」と話す。

   キャスターの田村淳「社会でイジメがなくなるということはない。『イジメがゼロ』が評価対象になったら、みんなフタしていきますよ。大事なのはイジメが起きたとき、上手く対処してクラスをまとめた先生を評価することです」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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