2024年 4月 18日 (木)

ラスト飾る4時間生放送、徹子さん「また戻ってくるの?」の直球質問! 櫻井「してます。けど決めてること何もないです」が偽らざる気持ちか

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   「嵐にしやがれ」(2020年12月26日夜7時~・日本テレビ系) 10年9カ月続いた嵐の冠番組もこの日で最終回。ゴールデンタイムの4時間をフルに使っての生放送特番でラストを飾った。

   明石家さんまの大好物を巡ってクイズでガチ対決。ゲストのさんまに忖度することなく正解を叩き出し、まさかの嵐全員でごちそうにありついたり、温泉旅館でゲームに興じ、本音をさらけ出して語り合う姿などレア感たっぷりな場面が続いた。茶の間の注目度も高く、平均世帯視聴率18・3%、瞬間最高視聴率21・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したのも納得の濃い内容だった。

   中でも一番面白くて心に響いたのが、トーク番組の女王こと黒柳徹子による「隠れ家ARASHI」企画。黒柳が自ら考えた質問を嵐に次々ぶつけていった。「お母さんの味は何ですか?」「自分の顔で一番好きなところは?」「最近、涙したことはありますか?」など今ここでそれ聞く?的なユニークな質問を繰り出し、嵐をパニックに陥れた。

   いずれも黒柳が私的感想を交えながらトークを展開。松本のことを真顔で「松下さん」と呼びかける大ボケまで飛び出し、笑いは尽きなかった。共演経験が多く、気心知れた仲の黒柳は途中、嵐の秘蔵テープを見て鼻水を出すほど泣いたことを告白し、嵐の面々を恐縮させる一幕も。おかげで3つ目の「活動休止っていうことは『嵐』でまた戻ってくるの?」という直球の質問を投げ、真摯な気持ちを引き出すことに成功した。「いや(話は)してますよ。でも、何ていうか...決めてることは何もないです」という櫻井翔の返答が現時点での偽らざる気持ちだった。

「最高でした」「一番いい21年」「奇跡的です」「財産」「幸せだった」...それぞれの思い

   「嵐の21年間は?」という最後の質問に、5人はこう答えている。 松本潤「いや、最高でしたよ。こんな21年間過ごせると思ってなかったですからね。デビュー当時の自分たちに言っても信じらんないんじゃないですか?」

   二宮和也「僕の人生の中で一番いい21年だったんだろうなって、もう死ぬ前から分かるぐらいいい21年でした」

   相葉雅紀「いやー、もうね、奇跡的ですよね。本当にこのメンバーに出会えて感謝だし、このメンバーじゃなかったらこの21年絶対続いてないと思うので。このメンバーでいろんな景色を一緒に見れて、時間と経験といろんなことを体験できたことが奇跡だし、僕の中では本当に財産ですね」

   大野智「この4人でよかったなっていうのはデカいですね。本当に誰も欠けることなくきょうまで来れてることも奇跡だし、なんせ何も変わってないことがすごいなと思いますね、デビュー当時から中身が、この芸能界にいて。いい方向に変わっているだけっていうのがすごい感じられたなーと思いますね」

   櫻井翔「ここまでたくさんの人にありがとうって言ってもらった期間なんか今まで一度もなかったから、こんな量は。本当に僕たち、ありがとうございましたっていうもう何倍もの数のありがとうをいただける時間があって、その時間も本当に幸せでした。21年間もそうですけど、この1年半、2年ぐらいの時間はたくさんの人にありがとうってこんなに言ってもらえるグループになれて幸せだったなーって思います」

   これらを受けて黒柳は「あなた方に会えていい人生だったって私も思います」とファンを代表して発言。お互いをハッピーな気持ちにさせたまま終了させるさすがのトーク力を見せた。

知央 

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