2024年 4月 25日 (木)

<おちょやん>(第35話・1月22日金曜放送)
百合子が駆け落ちし、千代には若い妻役が回ってくる うまく演じることができないが、小暮の言葉を聞き...

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   竹井千代(杉咲花)の初恋は終わった。看板女優の高城百合子(井川遥)が駆け落ちした一件で、助監督の小暮真治(若葉竜也)が想いを寄せていた相手は百合子だったと気づいてしまったのだ。小暮は百合子がいなくなり、大打撃を受けているようだ。

   百合子がいなくなり、『太陽の女カルメン』の監督はジョー本田(川島潤哉)に交代。主演はミカ本田(ファーストサマーウイカ)が演じることになり、ミカが演じるはずだった若い妻役を千代が演じることになった。どうやら百合子は本当に千代を売り込んでくれたらしい。

   撮影が始まったが、千代はどうしても夫に裏切られた女の心の痛みを演じることができない。ジョージはカンカンだ。

小暮の言葉を聞いた千代は、無声映画なのにカメラの前で話し始める

   その夜、小暮は千代を食事に誘う。

   小暮「僕は百合子さんに見向きもされなかった。でも、好きになれて良かった」

   この言葉は千代の心に響いた。恋の辛さを知ったのだ。

   翌日の取り直しの時、無声映画だというのに千代はカメラの前で話し始めた。

   千代「うちのお父ちゃんはどうしようもない男や。それを見て育ったから、誰も好きにならなくていいと思ってた。でも、そうではないとあなたが教えてくれた。あなたを好きになれてよかった」

   ジョージ「カット!...いい芝居だった。コングラチュレーション!」

   こうして、名前のある役で出演した千代の初めての活動写真が、世に出ることになる。

(NHK総合あさ8時放送)

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