76歳の妻、寝ている83歳夫の喉をのこぎりで切り付け殺害の動機は? 長年の金銭問題で恨みか

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   神奈川県茅ヶ崎市で、83歳の夫をのこぎりで切りつけて殺害したとして76歳の妻が逮捕された。一体何があったのか。

   警察によると、妻の丸洋子容疑者は5日(2021年3月)午後11時ころ、寝室で横になっていた夫の寿雄さんの体に馬乗りになって体を押さえつけ、刃渡り約25センチほどののこぎりで喉仏のあたりを数回切り付けたと見られている。調べに対して丸容疑者は「暴力やお金をくれないなどの長年の恨みがあった」と話しているという。

   丸容疑者の近所での評判はとても良い。近隣住民は「ものすごくしっかりしたお母さん。頭のいい人で利発で、娘もお孫さんも大事にしていた」と「とても明るい、元気な方だった。世間話で『暑いね』『寒いね』『体に気を付けてね』とか言ってくれる方だった」と話す。

20年ほど前に一度離婚、夫は家を出たが...

   しかし中には、事件が起きる数日前に異変を感じていた人もいる。丸容疑者は事件が起きる2~3日前、庭にある木のほとんど全てをのこぎりで切ってしまったのだ。「なんであんなに切っちゃったのか、会ったら聞いてみようと思っていた。あの切られた木を見たときに、尋常じゃない、何かあるなって...」と近所の女性は話す。

   実は丸容疑者は20年ほど前に一度離婚し、寿雄さんは家を出ていった。その後寿雄さんの体調が悪化し、かわいそうに思った長男が「自分が面倒をみる」と言い、7~8年前から再び家族で一緒に暮らし始めたという。

   取材した阿部祐二リポーターは「近隣の方に話を聞くと、丸容疑者は離婚した夫に対してずっと金銭的な恨みを持っていたようです」

   司会の加藤浩次は「20数年間ずっと恨みを持っていた可能性が高いということですね。そこまで募ってしまった...。旦那さんの体が動かなくなってからを狙った可能性もあるということでしょうか」と驚く。

   阿部リポーターは「今の旦那さんの様子では、暴力や金銭的なことは今の動機としては成立しないんです」と答えた。

   何が引き金になったのか...。今後の調べが気になる。

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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