ゾウ6頭が体調崩し2頭が死ぬ ゾウ専門医療機関と原因究明中

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   「『市原ぞうの国』で6頭のゾウが相次いで体調を崩し、そのうち2頭が死んだことが分かりました。一体何があったのでしょう」とMCの谷原章介。18日(2021年5月)の番組が取り上げたのは、国内で最も多い12頭のゾウを飼育している千葉県市原市の動物園で起きた悲しい出来事だ。

   16日に死んだのは、メスのプーリー(30)とメスのミニスター(35)。2年前に撮影された映像には、プーリーが自分の生んだ赤ちゃんゾウを優しく見守る姿や、ミニスターがショーでお得意のサッカー技を披露する姿が映っている。

   2頭の死は、ファンに衝撃を与えた。8年前から同園に通い続けているという男性は「2頭一緒にということにまず衝撃を受けてしまった。ちょっと気持ちの整理が付かなかった」と悲痛な思いを口にした。

  • 「市原ぞうの国」サイトより
    「市原ぞうの国」サイトより
  • 「市原ぞうの国」サイトより

1頭には点滴投与、残る3頭は快方へ

   なぜ2頭は死んでしまったのか。飼育員の佐々木麻衣さんは「金曜日(14日)の午後から6頭のゾウの具合が悪くなってしまった。6頭同時に具合が悪くなるというのは当園でも初めてのことなので...」と沈痛な面持ち。園によると、6頭を襲ったのは激しい下痢や食欲不振で、水さえ飲むことができなくなってしまったという。食中毒のような症状だが、毒性なのかウイルス性なのかは不明で、タイのゾウ専門医療機関とも協力して原因を究明中だという。

   現在、メスのミッキー(43)は食欲がなく点滴の投与を続けているというが、残る3頭は快方に向かっているという。

   谷原「ゾウって強いイメージがありますが、立て続けに体調を崩すデリケートな部分もあるんですね」

   武井壮(タレント、十種競技元日本チャンピオン)「集団でこういった症状が起きているので、原因究明を急いで再発しないように、これ以上広がらないようにしてほしいですね」

(ピノコ)

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