2021年 6月 14日 (月)

父・耕治(内野聖陽)、お茶目な「暑苦しさ」がまた魅力 【おかえりモネ】

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   <朝ドラ、今週の山場は?> 今週取り上げるのは、5月25日(2021年)放送の第7話。百音(清原果耶)の父親・耕治(内野聖陽)が、血相変えて娘の職場に乗り込んできたときのどうしようもなく不安な顔つきから、元気よく笑顔で働く娘の姿をみて、最終的には安心パパの表情になり亀島へ帰っていく場面。年頃の娘を持つ父親の気持ちが手にとるようによく分かった。

   百音の父親が、大学受験に失敗して家を出ていった娘を心配するあまり、登米の町にいきなり登場した前回。娘の職場で「近々辞めさせます」なんて怒鳴っちゃうのは、はっきり言ってドン引き。今回はその翌日、サヤカ(夏木マリ)の計らいで、耕治は百音が働く様子を見学することに。

  • NHKの「おかえりモネ」番組サイトより
    NHKの「おかえりモネ」番組サイトより
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微笑ましかったツッコミ

   家族の前で笑顔を失っていき、家を出たいと言った娘を引き止めるべきだったとずっと後悔している父親。その表情はガチガチに硬い。しかし、サヤカや職場の皆に助けられ、笑顔で働く娘を陰ながら見つめる視線が、だんだんホンワカと柔らかい父親の見守る目に変わっていく。

   木工教室に参加した父親は「お父さんのこと思い出してくれ」と自分の作った笛を百音に渡す。こりゃ恥ずかしいでしょう?と思いきやすぐに「そこ、黙んなって」と突っ込んだのは微笑ましかった。百音も、家を出たあと初めて素直になり、自分でやりたい何かを見つけたい、だからごめんなさいと。親子の気持ちがわかりあえた瞬間は「モネパパよかったね」だ。

   この父親、銀行マンというステレオタイプではなく、朝ドラ風味でなんだかアツ苦しい。自分はバブルの勢い残る世代で、仙台の大学を卒業したあと、死と背中合わせの漁師にはならずに、銀行員という将来安泰を選んだ。娘のことが分からなくなり心配で溢れんばかりだったが、結局は自分と同じような安全路線を娘に押し付けず、百音の気持ちを全身で理解しようとしたことに共感できた。

   この後、森林の中で雷雨に見舞われるなか子供の一命を守る百音。そして気象予報士に興味保ち始めるが、この銀行マンとは思えない父親、今後またちょっとお茶目な「暑(熱)苦しさ」を見せてくれるかもしれない。

(Y・U)

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