2021年 6月 17日 (木)

かつてのフジテレビドラマに見る 「テンポ・かっこ良さ・達成感」

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   先週に引き続き、「ドラマのあたる要素」について、私の意見を述べたいと思います。

   私は、4年7か月に渡って、日本テレビのドラマの制作に、携わっていました。

   連ドラに関して言えば、特に昔のフジテレビの作品には"テンポ・かっこ良さ・達成感"がありました。

   例えば、2000年に放送された「やまとなでしこ」は主演が、松嶋菜々子で、全11回の平均視聴率」は26.4%、最高視聴率は34.2%でした(関東地区)。

   ヒロイン(松嶋菜々子)は、美貌も教養もあり、客室乗務員の仕事もこなす女性なのですが、恋愛や結婚の相手に「お金や財産」ばかり求めていました。一方、彼女に強く惹かれたのは金銭問題に疎い男性(堤真一)で、2人をめぐり様々な事件が起きていく、という展開でした。このドラマには、"テンポ・カッコ良さ・達成感"が全て揃っていました。

  • 「最高の人生の見つけ方」(2008年日本公開)のブルーレイ版ジャケット写真(ワーナー ブラザーズ ジャパンの公式サイトより)
    「最高の人生の見つけ方」(2008年日本公開)のブルーレイ版ジャケット写真(ワーナー ブラザーズ ジャパンの公式サイトより)
  • 「最高の人生の見つけ方」(2008年日本公開)のブルーレイ版ジャケット写真(ワーナー ブラザーズ ジャパンの公式サイトより)

「ドラマの当たる要素」と「新しいエンターテインメントの切り口」

   次に、わたしが思ったのは、「当たるドラマ」には、"人生をわかり易く、新しいエンターテインメントの切り口で"の要素があるということです。

   この点で思い出したのは、2007年のアメリカの映画「最高の人生の見つけ方」です。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演で、余命6か月を宣告された2人の男が、死ぬ前にやり残したことを実現するために、2人で冒険に出る話です。

   2人が喧嘩しながらも最後まで、明るく冒険をしていく姿勢を通して、「最高の人生」について、分かり易く教えてもらえた様な気になりました。ラストシーンも印象的でした。

渡辺弘(わたなべ ひろし)
渡辺 弘(わたなべ ひろし)
1952年生まれ。東京大経済学部卒業。1976年に日本テレビに入社し、制作局CP、ドラマ制作部長として番組づくりの現場で活躍。編成局長、制作局長、取締役報道局長、常務・専務を歴任した。「マジカル頭脳パワー!!」「THE夜もヒッパレ」「「スーパーJOCKEY」「24時間テレビ」などヒット番組をプロデュースした。 現在は「情報経営イノベーション専門職大学」客員教授。映像会社「2501」顧問。
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