モデルナ社製ワクチン「特有」副反応 「モデルナアーム」を夏目三久が分かり易く一言で

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   自治体で接種するワクチンはファイザー社製だが、大規模接種センターではモデルナ社製ワクチンが接種される。また今後実施される職域接種でも用いられるが、このモデルナ製ワクチンには他のワクチンにはない副反応がある。それが「モデルナアーム」と呼ばれるものだ。18日(2021年6月)、「あさチャン!」が伝えた。

  • ワクチンの副反応にも関心が高まっている(写真はイメージ)
    ワクチンの副反応にも関心が高まっている(写真はイメージ)
  • ワクチンの副反応にも関心が高まっている(写真はイメージ)

「あくまでも『かゆみ』ということですね」

   スイス在住の日本人女性は、「服の上から触って、熱くなっているなって感じました」と、モデルナ製ワクチン接種後に腕に異変を感じたと語る。4月末に1回目の接種をした後、接種部所がうっすらと赤みを帯び、少し腫れたが、「2回目の接種後はそれより大きい(手のひらサイズくらいの)腫れができた」と言う。写真でもその部分がくっきりと赤みを帯びて腫れているのがわかる。

   これが海外でも報告がある「モデルナアーム」と呼ばれるモデルナ製ワクチン特有の副反応だ。接種者の0.8%に症状が出るというデータもある。

   日本ワクチン学会理事で長崎大学大学院の森内浩幸教授は「接種後1週間ほどで赤くなり、場合によっては腫れて、かゆみを伴うことがある。これは時間がかかって初めて起こるアレルギー反応と位置づけられている。これから気温が暑くなってくるとかゆさが増すかもしれませんが、?きむしったりしないで、かゆみ止めの薬を使ってください。痒い以上のトラブルはありませんし、必ず消えていくので心配はありません」と言う。

   MCの夏目三久は「このモデルナアーム、あくまでも『かゆみ』ということですね」と話した。

(バルバス)

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