「モッパン」人気 廣津留すみれも「見てますね」

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   「モッパン」という動画が人気だという。韓国語の「食べる」と「放送」をくっ付けた造語で、ただ食べているだけの動画だ。街で聞いてみると、「お腹空いているときに見る」(19歳女性)、「夜、お腹空いているときに、(自分が)食べないために、他人が食べているのを見て食べた気になる」(21歳女性)と結構な人気で、金曜コメンテーターの廣津留すみれ(バイオリニスト)も「見てますね。一人で食べるのが寂しい時なんかに」と話す。

  • 他の人が食べる姿を…
    他の人が食べる姿を…
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長嶋一茂「BGM代わりということ?」

   映像は、若い女性が寿司や角煮、コッペパンなどをひたすら食べ続けたり、男性が大きなカニを見せたりするだけで、とくに珍しい内容でもない。なぜ人気となってるのか。「SHIBUYA109 lab.」所長の長田麻衣さんはこう解説した。

「コロナでやりたいことをやれないなか、だれかがやっているのを見てストレスを発散しているではないでしょうか。若い人が好む『ながら見』に適しているんだと思います」

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「BGM代わりということ? おいしいもの食べて笑っていたりすると、こっちも幸せな気分になるからね」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)はさすがに「モッパン」は見ないが、「吉田類の酒場放浪記」(BS‐TBS)やヒロシの「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」(BS朝日)のファンだという。「あれだって、おじさんが食べてる映像なんですよ。部屋を暗くしてボーッと見ていると、だんだん眠くなって、僕にとっては睡眠導入剤」

   そういえば、深夜帯にグルメドラマって多い。あれも、寝落ちするための番組なのかな。

(カズキ)

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