2024年 4月 24日 (水)

福原愛「痛み分け離婚」子どもはどっちの国に?台湾の「共同親権」って何?...週刊文春の次号にご期待――ほか10編

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   オリンピックの東京、神奈川、埼玉、千葉の無観客開催が決まった。速報が流れた瞬間、不謹慎だが「ざまあみろ」と呟いた。コロナ感染が終息しないのに東京五輪を開催するのは、安倍前首相が公言した「コロナに打ち勝った証」にはまったくならないし、菅首相が昨夜8日(2021年7月)の会見でいった「コロナという大きな困難に直面する今だからこそ、世界が一つになれること、人類の努力と叡智で難局を乗り越えていけることを東京から発信したい」ことにもならない。

   発信できるのは、コロナ対策の努力も十分にできない政府が、国民の大半が反対している東京五輪をIOCがいうがままに開催した、叡智どころか、普通の常識さえない「哀れな国」というマイナスイメージだけである。五輪反対のオンライン署名を始めた社会学者の上野千鶴子は、朝日新聞DIGITAL(7月3日 16時00分)で、「歴史の痕跡として残しておく必要がある」と語っている。

   少し前、菅は「五輪が始まれば国民は夢中になる」といい放った。NHKを始めとするテレビ局は、無観客なら視聴率が上がると算盤を弾いているはずだ。私は五輪開催中、断食ならぬ断テレビ(大谷翔平の試合と競馬を除いて)をするつもりである。忘れてはいけない。コロナ対策、ワクチン供給が不十分でも東京五輪を無理やり開催した人間たちの"悪行"を。

福原愛オフィシャルサイトより
福原愛オフィシャルサイトより

   さて、元卓球女子の五輪メダリスト、福原愛(32)と江宏傑(32)の離婚が成立した。<福原さんのマネジメント事務所が8日、発表。2人は連名で「子供達については、共同親権となりますので、少しでも子供達への影響を減らすことができるよう、それぞれ努力いたします」「私共の結婚に際して祝福して下さった方々、またご迷惑をお掛けした皆様に重ねてお詫び申し上げます」とコメントした>(文春オンラインより)

   夫の激しいモラハラ、福原の「里帰り不倫」など、いろいろなことがあった2人だったから、離婚協議は長引くのではないかと思っていたら、意外に早く決着した。子どもは共同親権(日本の民法では単独親権)だというが、2人の子どもはどうするのだろう。まあ、次号の週刊文春が詳しく報じるだろう。

門倉健(中日元コーチ)また財布もスマホも置いて失踪!後ろに映画「危険な情事」地でいくX子が怖い

   心配なのは、元中日ドラゴンズの2軍投手コーチだった門倉健(47)のほうである。突然コーチを辞任し、スマホも財布も置いたまま家出したのは5月だった。不倫関係が週刊誌で報じられたが、3週間後に自宅からそう遠くない場所にいて、連れ戻された。憔悴していて、病院で診てもらうと「うつ病」だといわれたという。

   家に戻った門倉は元気を取り戻し、失踪した理由を「X子に脅されて、怖くなって逃げ出した」と釈明したというが、どこにいたかは話さなかった。週刊文春によれば、X子は都内の会社に勤めるアラフィフの既婚女性で、門倉が中日のコーチに就任した頃にファンの集いで知り合ったそうだ。

   その直後から、妻の民江宛てに月に1回のペースで嫌がらせの匿名メールが届き始め、それからワープロ打ちの手紙になった。今年の1月には、門倉の浮気を密告する内容まであったため、門倉に問い質したが、「ありえない」と全面否定したという。だが、帰宅してしばらくすると、「見たら驚く写真を送る」という手紙が届く。そして6月19日に門倉は再び失踪してしまうのだ。

   たび重なる夫の嘘と裏切りにショックを受けた民江は、21日に薬を大量摂して"自殺"をはかる。幸い、友人が駆け付けて事なきを得る。それを伝え聞いた門倉はいったん戻ってくるのだが、再びスマホと財布を置いていなくなってしまったのだ。

   門倉の裏にX子がいることは間違いないようだが、それよりも、門倉という男のだらしなさに、読んでいて腹が立つ。もはや離婚しかないのだろうが、それにしてもX子という女、映画『危険な情事』のグレン・クローズのようではないか。怖いな~。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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