2024年 4月 26日 (金)

水谷・伊藤組、第3セットでの「変化」 卓球銀メダリストが「逆転のカギ」を解説

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平野早矢香「ほんとに鳥肌もんでした」

   スポーツキャスターの平野早矢香さん(ロンドン五輪卓球団体銀メダリスト)は、「ほんとに鳥肌もんでした。決勝もそうですけど、準々決勝のドイツ戦も大、大、大逆転だった。中国はものすごく大きな壁で、こうした場面で何度も敗れてきたわけですよ」

   コロナ禍で中国との対戦は1年以上なかった。最初の2セットは久しぶりの中国に慣れるまでの時間だった。「第3セットになって、水谷選手がより台に近いところで攻撃的になると同時にサーブに変化をつけた。第4ゲームはどんどん攻めて、もう相手のメンタルと技術をつぶした」。(最終セットでいきなり日本が8-0まで連取した場面は)「中国はもう成すすべなし。パニック。頭の中が真っ白と言う状況で。これまでは、日本がいつもそういう状況にさせられてきた」。

   MCの加藤浩次「試合内容見ると、水谷選手が試合内容をまとめて、要所要所で引っ張るプレーを見せて、素晴らしかったと思う」

   平野「準々決勝のドイツ戦で大逆転をした時も、伊藤選手が硬くなっていて、これを水谷選手が何とか奮い立たせて、最後は勝ち切った。そこから準決勝の台湾戦は伊藤選手が好き放題、何でも入ります。この流れが決勝につながった」。

(栄)

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