2024年 4月 29日 (月)

20代男性が入院、集中治療室へ 「ブレイクスルー感染」の実態と対処法

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   新型コロナウイルスの感染者の拡大が止まらないなか、ワクチンを2回接種して2週間たった人でも感染する「ブレイクスルー感染」が目立っている。一方で、デルタ株にも効果的で自分で接種できる「粉末ワクチン」がスウェーデンで開発されたと、10日(2021年8月)の「あさチャン!」が伝えた。

  • ワクチン接種後の「ブレイクスルー感染」への懸念が出ている
    ワクチン接種後の「ブレイクスルー感染」への懸念が出ている
  • ワクチン接種後の「ブレイクスルー感染」への懸念が出ている

「あさチャン!」で病院長が指摘したこと

   9日の全国の感染者は1万2063人と7日連続で1万人を超え、都内の重症者は157人と最大だった1月の160人に迫った。千葉県船橋市の学習塾では、小4から中3の69人と職員3人の計72人が感染するクラスターが発生した。こうした中で目立ってきたのが、ブレイクスルー感染だ。

   都内の昭和大学病院では、20代の男性は先週水曜に中等症で入院したが、急激に症状が悪化、翌日に集中治療室へ運ばれた。2回目のワクチン接種から1カ月以上が経過していた。こうしたブレイクスルー感染の患者が4人、同病院には入院している。相良博典院長は「ワクチンを接種したから大丈夫ということではない。ワクチン接種しても、私たちは感染対策をしっかりやっていかなければならない」。

   都内の自宅療養者は、昨日現在1万7356人。7月1日の1006人以来「17倍以上」に急増した。厚労省の調べでは、今年1~6月で、自宅での死亡したコロナ患者は84人に上った。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中