2024年 5月 6日 (月)

自民総裁選で井上咲楽「火曜会に注目」 「派閥超え支援」明言する若手も

   29日(2021年9月)に投開票が予定されている自民党総裁選に向けた動きが加速している。

   いち早く立候補を表明した岸田文雄・前政調会長は相次いでメディアに出演するとともに、派閥内外の議員と面会。出馬の意向を固めている河野太郎・行革相は、昨日6日午後に自身が所属する麻生派のトップ、麻生太郎副総理と会談を行ったが、麻生派内では岸田氏や高市早苗・前総務大臣を推す動きもあり、周辺からは「まず所属する派閥を説得しろ」との声も出ているという。石破茂・元幹事長も、派閥内から河野氏を推す動きが出てくるなど出馬は微妙な情勢だ。

  • 自民党の公式サイトより
    自民党の公式サイトより
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金子恵美・元衆院議員が質問

   今回の総裁選は若手が分裂し、派閥を超えた選挙となるのか。7日の「めざまし8」では、金子恵美・元衆院議員が現役衆院議員に電話取材するなど若手議員の本音に迫った。

   金子氏が電話をかけた相手は、鉄の結束を誇るといわれる二階派の小林茂樹衆院議員。しかし、「今回どの候補者に投票するか」という質問に、小林氏は「推薦人にもなって高市早苗先生を応援したい」と堂々と宣言。二階会長からも「事情を説明したところ理解してもらえた」と了解を取っているという。派閥を超えた高市氏支援について「やはり地元ですね。奈良でご指導いただいた時期も長い。思想信条共感するところがある」と語る。周りの議員たちからは「自民党が変わるというイメージ、そういうメッセージが伝わる代表を選ぶべき」という声が聞こえてくるという。

   金子氏は「菅さんがやめられる前から、次の総裁選に向けて中堅、若手議員が派閥を超えてあつまっていた。派閥としても自主投票という形しか取れない。みんなそれぞれが動き出している」と語る。

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