2022年 5月 24日 (火)

パラIPC会長「平和」演説を中国、翻訳せず 加藤浩次「どれだけ政治利用を」

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   ロシアのウクライナへの爆撃が激しさを増すなか、4日(2022年3月)に北京で開幕したパラリンピックに参加したウクライナ選手団が初日に、7つのメダルを獲得し、反戦を訴えた。ウクライナ選手団は何を訴えたのか、7日の「スッキリ」が伝えた。

   開会式では、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長が、ロシアの侵攻に言及し,「21世紀は対話と外交の時代です。戦争と憎しみの時代ではない。ピース(平和を)」と発言すると、この間だけ約1分間、中国国営テレビは翻訳せず、実況が途絶えた。

  • ウクライナ情勢が北京冬季五輪にも影を落としている
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ウクライナ選手のメダリストコメント

   大会初日に、ウクライナ勢は金3銀3銅1の計7個のメダルを獲得する大活躍。バイアスロン男子で金メダルに輝いたボブチンスキー選手は「ウクライナで起きているすべてのことをニュースで見ました。死んでいく子供たちを見ました。(戦争を)止めるために私に何が必要か。私の金メダル?私の国にプレゼントする」「ウクライナの人々に、ウクライナの子どもたちに。ウクライナの母親たちに。ウクライナの軍に。これがきょうの金メダルの意味です」「寝ても覚めても戦争のことが頭から離れません。どうすれば、ウクライナの人々や大統領をサポートできるのか。競技中も戦争について考えていました」。

   バイアスロン女子の視覚障害で金メダルをとったシシュコバ選手は「戦争を止めてください。誰にも私たちの国の人を殺させないでください。人々を助けるために全力を尽くしてください。ウクライナに平和と栄光を」。バイアスロン銀メダルのラジ選手は、「いつも家族のことを考えています。どうしているか、大丈夫か。ウクライナの戦争がすぐに終わることを望みます」

   IPCは開幕前の2日に、ロシアとベラルーシの選手について、個人資格での出場を認めていたが、3日に一転、出場を認めないとした。これに対し、ロシアのアルペンスキーで、ソチと平昌でともに金メダルだったアレクセイ・ブガエフ選手は「明らかなロシア敵視であり、五輪精神は欺瞞だ」と、ロシア排除を批判した。

   コメンテーターの橋本五郎・読売新聞・特別編集委員は、「今回は明らかに次元が違います。国連総会の特別会合で『ロシアの侵略だ』とはっきり言っている」「平和の祭典であるはずのオリンピック、パラリンピック、その最中に侵略行為が行われている。今度の措置はやむを得ない」。

   会長の「平和を」発言を中国のテレビが流さなかったことについて、MCの加藤浩次は、「本当だとするならば、どれだけ政治利用しているの、と思ってしまう」。

(栄)

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