2022年 5月 23日 (月)

ウクライナ避難民の現状と課題 玉川徹「日本でも10万人単位の受け入れ用意を」

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   ロシア軍の進攻により、ウクライナからは280万人の避難民が国外へと脱出している。15日(2022年3月)の「モーニングショー」ではポーランドからの中継を交えながら現状を伝えた。

  • ウクライナ避難民と日本の課題
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ポーランドの受け入れ態勢

   避難民の多くが向かうのは隣国ポーランド。ウクライナと文化や言語が近く、同じスラブ系で国土の一部がソ連に占領された過去もあるという共通の価値観から、全体の6割にあたる172万人が避難している。国境の街、メディカではバスに乗るための長蛇の列。同じく国境近くのコルチョバにはショッピングセンター跡地を利用した施設が作られているが、最大1万人の収容人数がいっぱいになることもあるという。番組では国境から80キロに位置するジェシェフの駅から生中継で様子を伝えたが、深夜0時を過ぎても避難民受け入のためにボランティアが交通整理を行っている。首都ワルシャワでも避難民が人口の10%に達し、すでに受け入れ施設の70%が埋まっている。

   ポーランドでは、自宅を滞在先として貸し出す人も多く、現状ではまだ余裕がある。しかし、避難所ボランティアは「戦争の長期化により、避難民がこの先増えてくるとどこかで限界がくる。周辺国へ受け入れを促してほしい」と語る。

   ポーランド政府は約2000億円の予算で、避難民受け入れ家庭に対し、1日約1000円を2カ月間支給するとしている。ポーランドの世論調査では、国民の92.7%が避難民を受け入れるべきとしているが、通貨が過去最安値に下落するなどポーランド経済に影響も出ている。

   菊間千乃(弁護士)「避難民受け入れ国への支援も行うべき。ポーランドはソ連占領下におかれた経緯があるが、ロシアの周りの国々は常にそういう危険にさらされてきた。振り返ってみるとプーチンは就任してすぐチェチェン紛争が始まって、2008年にはジョージア進攻、2014年にはクリミアと定期的に同じことを繰り返し、ちょっとずつ昔のソ連を取り戻す動きをしている。このあたりの国の人々は他人事ではない。いつ自分たちの国が同じめにあうかもしれないと、支援で一致団結している」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ポーランドの人口は3800万人で、172万人はその4.5%。日本に当てはめると500万人に相当する。北海道や兵庫県と同じくらいの人口が一気に入ってきたようなインパクトで、受け入れ続けることは無理。我々日本も含めて長期的にウクライナの方々を受け入れなければいけないのでは。日本でも10万人単位の人を受け入れる用意をしなければいけない」

(みっちゃん)

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