<今週のワイドショー> 青少年スポーツと「大人の振る舞い」との関係

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   今週(2022年3月21日~)は、まん延防止措置もあけ、学校は春休みに入りました。この期には、センバツ高校野球や各種スポーツ大会も多く開催されますが、(J-CAST)テレビウォッチ・ワイドショー通信簿の記事の中で、「大人の振る舞い方」について興味深い話がありました。

   「春のセンバツで『球審が異例の謝罪』『SNSで称賛が相次ぎました』(倉田大誠アナ)」(21日、フジテレビ系「めざまし8」)が取り上げたのは、センバツの20日の試合で見せた、球審の「ファインプレー?」でした。

  • 春のセンバツで「審判」が話題に(写真はイメージ)
    春のセンバツで「審判」が話題に(写真はイメージ)
  • 春のセンバツで「審判」が話題に(写真はイメージ)

春のセンバツと小学生柔道

   犠牲バントがフェアだったのに、二塁の塁審がファウルと間違えてジェスチャーをしたため、一塁ランナーが戻ってタッチアウト、という場面でした。明らかに塁審のミスなので、審判団が協議したのち球審がマイクで「私たちの間違いでして、(略)1アウト二塁で再開します。大変申し訳ありません」と律儀に謝罪した、というのです。

   審判も間違えることはありますが、試合中に謝罪までしたというのは異例のこと。倉田大誠アナは「SNS上では『間違えた時にはちゃんと謝る。球審の行為は見てて気持ちがよかった』(略)といった称賛の声が相次ぎました」と報告したそうです。

   また、「小学生柔道の全国大会廃止 金メダリスト高藤選手がスッキリに『大人が悪い...』」(22日、日テレ系「スッキリ」)は、全日本柔道連盟が今年から「全国小学生学年別柔道大会」を廃止する、と決めたことを取り上げました。「行き過ぎた勝利至上主義が散見される」のが廃止の理由だそうです。

   番組の取材に、柔道をやっている小学生の母親が「親もヒートアップするので、審判の先生に汚い言葉を投げる」、「『待て』以外のときに指導に入る指導者もいる」などと実態を明かしたことも紹介していました。

   子どもたちに大人がどんな範を示すか、わが身を振り返ると反省しきりです。

(コムギ)

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